Speedy OrtizというバンドのPVがあの鬼才へのオマージュで溢れまくっていて良くできている件(曲も素敵)、など
Speedy Ortizというバンドのある曲のPVが、とってもグッときた。曲そのものもツボにハマる。
そう、『ツイン・ピークス』とか『イレイザー・ヘッド』など、ディビッド・リンチの映画作品のモチーフをちりばめた内容で、ヌイグルミのちょっと間の抜けたアンバランスさとか、なんともいえないミクスチャー感。
とはいえ私も元ネタはさすがにぜんぶ分かりません。
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2月の寒いころに、ちょっと思いついてこんなことをネタ帳にメモしていた:
「暖かい春そのものが好きというより、冬の室内から天気のよい青空を眺めながら、そこで暖かくなった春を夢想するときのあの感覚のほうが、内面の心地よさも含めて、最高にステキだと感じた」
・・・そうして今、実際に暖かさが増してきた今日このごろ、このメモを再読すると、「そうだよな、花粉症とか鼻水とかでズタズタになっているフィジカルを思えば、まさにそのとおーーりだよっ!!」
と、思った。
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ヴィレッジ・ヴァンガードのアウトレット店、すべて70%オフなのだが、久しぶりに立ち寄って、何かを探すわけでもなくたまたまポスター売り場をちょっとマメにチェックしたら、自分的にグッとくるデザインをひとつ見つけたのであった。最近の気分的に、まさにこういうのを「欲していた」感じがストレートに表現されている感じで、おみくじの大吉をひいた気分。
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「最近読んだ本でもっとも印象的なものを挙げよ」 → まちがいなく、上司のSさんが強くオススメしてくれた漫画、東村アキコの『かくかくしかじか』。
この自伝的作品を描いた作者がどういう漫画家なのかまったく知らずに読んでも、そんなことはまったく問題なく、ただひたすらに、自分が描きたいもの、創りたいもの、たどりつきたい世界を探求していくうえで、とても大事で貴重なもの、そしてなによりその道を歩む上で出会ってきた人々との関わりが、この全五巻の作品にギューーーとつまっていて、不思議な感情移入を喚起させてくれる、人生で忘れがたい作品になった。
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