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2019.02.10

カフェ・アノニマの閉店

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京都の左京区に引っ越してからは、休みの日のお昼ご飯どきなど、しばしば「カフェ・アノニマ」を訪れていた。

今日ひさしぶりに行ったら、お会計のときに店主さんに「長く通っていただいていましたよね」と突然言われ、「じつは16日に閉店することになりました」とのこと。入口に張り紙があったのに気づかず、いつも通りおいしいご飯とカフェラテをいただいた直後、「ええええええ」と動揺。

「男おひとりさま」が立ち寄りやすい雰囲気で、
本棚が充実しているブックカフェでもあり、
多種多様な「カフェめし」や、当然ドリンクもすべからく美味しく、
BGMもそのときどきで渋い選曲だったりもして、
自転車で気軽に行きやすくて駐輪しやすくて(←意外にこれは重要)、
つまりは私にとっては「非の打ち所が無い、素晴らしいカフェ」であったのだ。


ここはラーメン屋の天下一品の総本店がある交差点から、東にたった数十歩いけばたどり着けるカフェなのだが、いかんせん場所がちょっと見えにくくて、それゆえに文字通り「穴場カフェ」の雰囲気も、たしかにあった。ラーメンを求めて行列を作っている人をみるたびに、この人達が食後にちょっとカフェに寄るのなら、せっかくならアノニマにいけばいいのにと思うほど、「いつ来ても確実に座れる感じ(=ゆえに男おひとりさまでも行きやすい)」という状況ではあったかと思う。ちなみに私はたとえここがブックカフェであっても、「男おひとりさまは、個人経営のカフェでは食べて飲んだらすぐに店を出るのが流儀」と考えているのであるが、居心地が良すぎる部分も客単価の低いカフェ経営においてはいろいろと難しいところがあるのかもしれない。

あらためて入口の張り紙を読むと、2004年オープンから約15年にわたり頑張っていたことが分かった。

「カフェアノニマがあなたの心の中で  あなたのカフェであり続けてくれれば 嬉しく思います」
とのメッセージ。
しかと受け止めたい。

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Comments

40過ぎのおっさんが気楽に一人で入れるカフェって貴重だよね。
自分もいつもカフェ難民で漂流してます。
せっかくいい店が見つかっても閉店したりとか…。

Posted by: MSK | 2019.02.12 01:20

MSK>難民ですか・・・そうですよね、基本的にカフェに限らずいろんな業態の飲食店はすべてアウェイな感じがしますよね、このごろは(笑)

Posted by: タテイシ | 2019.02.12 21:14

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