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October 2020に作成された記事

2020.10.31

「竹ぼうき」のことをやたら最近考えている

 去年の今ごろに「地味ハロウィン」に参加していたのかと思うと、この1年って本当に存在していたのかと思うぐらい、不思議な気分になる。ついこの間だった感じ。

 

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 さて唐突であるが、「竹ぼうき」である。

 

 最後に竹ぼうきを触ったのはいつになるか思い出せない。もしかしたら小学校の掃除の時間ぐらいかもしれない。そんななか、最近竹ぼうきのことが気になっている。

 きっかけは、先日このブログでも書いたルマン24時間レースである。レース中にクラッシュしたマシンの破片などがコース上に残った場合、レースが中断となり、セーフティーカーがマシンをゆっくり先導するあいだ、コース脇にいる係員(マーシャル)の人たちは路面に残ったマシンや破片を撤去することになる。

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▲こんな感じ

 で、レースが中断していても例のJ-SPORTSは延々と生中継を続けるから、細かい破片などを大きいデッキブラシみたいなもので掃いているマーシャルたちの作業の様子もライブでちょこちょこ映ったりする。それを見ていた解説の人が「日本のサーキットだと、こういうとき竹ぼうきを使うから作業が早い」という旨のことをつぶやいた。

 たしかにもし自分がマーシャルだったら、クラッシュが発生していざ破片の撤去作業をするぞ! となった場合、路面をきれいにするために欲しくなるのは、ブラシではなく竹ぼうきだろうと思う。

 今までそんなことをまったく意識したことがなかったので、やけにこのことがレースが終わったあとも印象に残ったのである。

 竹ぼうきに類するものは当然西欧文化にもあるんだろう(魔女の乗り物とか)。でも改めてネットで確認すると、竹林は寒いヨーロッパでは見られないとのことで、そういうことを自分は知らないままだった。どおりで飲食店とかのアジア風の内装などには竹が使われるのか(そういうイメージありますよね)。そうなるとやはり西欧で「竹ぼうき」の良さを分かっている人は少ないはずだ。竹ぼうきメーカーは世界中のサーキットに売り込んでもいいわけである。

 素材もエコだし、枝の「しなり」を活かして、とらえた物体を勢いよく飛ばすように除去できたり、そして角度をつけることで、落ちている物体の状況にあわせて掃くことができるから、T字型のブラシよりも小回りが効いてフレキシブルな作業が可能である。T型フォードもびっくりだな、意味が違うか。

 「そういえば最近、竹ぼうきの実物を見ていないなぁ」と思ったので、ホームセンターに行ってみた。とはいえ積極的に売られているイメージもなく、よく探したら普段は立ち入らないような屋外の木材売場のところにあったので、たしかにいつもの買い物のときは見かけないわけである。

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 「こんな大きかったっけ?」というのが第一印象。もちろん他にもいろいろなサイズの製品が作られているのだとは思うが、この店にはこのサイズしかなく、ちょっと圧倒された(何せ写真右側のほうは『スーパー竹ぼうき』と名付けられている)。買って電車やバスで持って帰るのが難しいシロモノである。とはいえ自家用車で持って帰るのも難しそうなので、運び出しはちょっとしたイベントになるのではないか。

 そして、とても安い気がする。この大きさの物体で258円とか498円って、どういう原価計算になるのだろうか。これらは機械で作っているものとは思うけれども、商品の輸送にかかるコストも含めて考えても安すぎる気がするのだが。

「たくさん買ってルマンに送りつけたら使ってくれるんだろうか?」、そんなことを妄想しながら、買うつもりもないのに真剣にホームセンターで竹ぼうきをチェックする43歳の初秋であった。

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2020.10.10

『岐阜マン』の単行本!!!

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 10年ほど前に名古屋のシマウマ書房さんで初めて出会ってから魅了されっぱなしのフリーペーパー漫画『岐阜マン』が、エムエム・ブックスから今年の春に単行本として刊行されています!(こちらで!!) プヒャー! こういう日が来るとは・・・! ツカハラさんおめでとう! これはぜひ実物を手に取って欲しいのだ。なぜなら、この作品がフリーペーパーの小冊子の集まりであることが手触りで分かるようになっていて、背表紙が実質存在しておらず、現物オリジナルの雰囲気をそこねることなく、そしてちゃんと本のカタチに綴じられている。岐阜マンの存在感と同様、どこか不可思議な装丁になっているのだ。

 そして何より帯と「あとがき」は岐阜出身の女優・菊池亜希子さんが書かれているのがすごーーーい!(私、おっさんですが「マッシュ」数冊持っているぐらい、密かにずっとファンなんです)。

 こうしてまとまった形であらためて読むと、岐阜のあらゆる場所へ岐阜マンと猫のシェフチェンコはフィールドワークをして楽しんで、その積み重ねの結果が、じつにオルタナティブな岐阜観光ガイドとして成り立っている。東白川村ではみんなで集って幻のツチノコを探す「つちのこフェスタ」なんてイベントがあったり、飛騨古川では廃線の鉄道レールの上をマウンテンバイクで走れるルートがあったり、岐阜のあちこちに気になるスポットが増えていく。

 岐阜県というひとつのエリアを丹念に歩き回って取材されている作者ツカハラさんは、きっといつも岐阜マンたちの姿を感じながら道中を楽しんでいるんだろうなぁと想像する。フリーペーパー漫画のひとつひとつは単発で作られるが、コツコツと積み上げていくことで、気がつけばとても大きな山を登っていることになる。その持続力、岐阜への愛、そこがすごい。

 岐阜マンファンの次の夢は、念願のFC岐阜とのコラボレーション!?(笑)

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