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March 2024に作成された記事

2024.03.26

ホームベーカリーを手に入れて、食パンを作りまくっている

ひさしぶりにラジオ「Harukana Show」でお話をさせていただきました。
このブログで報告するよりも先に、今回のラジオでは私にとって最近の大きなトピックスである「ホームベーカリーを手に入れて食パンを作りまくっている話」をさせてもらいました。
どうしてそういうことになったのか、詳細はぜひラジオを聞いてやってください。ポッドキャストの記事は(こちら)。
(次週は、ZINEについても語っています)

ポッドキャストの記事のために描いたイラストをここでもアップさせていただきます。

Bakery


ちなみにホームベーカリーについていた説明書には、推奨される材料として、イーストについては「サフ」というフランスのメーカーのドライイーストが定番品のように紹介されていたもんだから、そういうのを売っているのは近所だと成城石井ぐらいだろうと思って行ったら確かに売ってあって、それを迷わず買ってきたわけですよ。それが(これ)なんですが、初心者だから何も分からなくて、500グラム入りのを買ったわけですが、家に帰って説明書をよく読むと毎回2.5グラムぐらいしか使わないらしく、おかげでどんなにパンを作りまくってもイーストはなかなか減らないんですな(笑)。しかもパンを焼く人のブログをみていると生き物のように扱わないといけないとか書いてあって、毎回冷蔵庫で丁寧に保存しているものの、たぶん保存可能期間内には使い切れないであろうとハナから諦めつつあるのだけれど、果たして。

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2024.03.02

往復書簡「言葉になりそこねてからのZINE」

同じ大学でかつて学んだ人たちが自主的につながりをゆるく保ちつつ、学びや対話の場をバーチャルに設けていて、ときどきやりとりがあったりする。「井戸端人類学F2キッチン」と呼ばれているそのつながりにお声がけをいただき、ZINEについての往復書簡を書かせてもらうことになった。その第一回目の自分のテキストが公開されている→(こちら)。

「言葉になりそこねてからのZINE」というタイトルは、この企画を進めるにあたって最初に行われたオンラインでの打ち合わせの場で即興的に私が考えて提案し、文通相手となる「壺さん」も気に入ってくれたようなので、それに決まった。ZINEやフリーペーパーを作るうえでは、言いたいことが出てきても、それをすぐにはストレートに出し得ない、なんらかの停滞感だったりモヤモヤを抱え込み続けるプロセスを経て、ようやく文字にしていくようなプロセスがあるような気がしている。そしてそれとともに現在の私というのが、ZINE的なるものを作る欲動に欠けており、「つくりそこねている」ということへの自省みたいなものもあって、こんなタイトルが降ってきたのかもしれない。

そんなわけで、自分にとってはリハビリに近い感覚で、久しぶりにZINEについて考えて書いてみた。まだ第一回目なので今後どのような話になっていくかは分からないけれども、よければご一読を。

ちなみにこの初回の話題で取り上げた『Notes from Underground』という本について、装丁が初版本のほうがカッコ良かったというのは、こういうことなのであった。

Ntuz1

結果的に英語力がないのでこの本もロクに読み通していなかったが、この本の装丁が放つ雑多でパンクな雰囲気こそ、当時の自分にとってZINEという言葉が誘う世界への探求心をかきたてる要因のひとつであったのは間違いなかった。

で、数年後にこの本は「増補版」として再版されているのだが、そのときの装丁がこれである。








Ntuz2

いや、もう、いったいどうしちゃったんですかと言いたくなる。
著者は何も言わなかったのだろうか。これでゴーサイン出してよかったのか。
もし初版からこの装丁だったら、私はこんなにもZINEについて向き合っていなかったかもしれないとすら思う。

装丁って大事、ほんと。

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