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2017.12.18

最近のあれこれをダダっと書く

 うっかりしているとこっちのブログを書かないまま2017年が終わってしまいそうになる。こんなはずじゃなかった、っていうのが2017年の自分を表わしているのかもしれないのだが、よくよく考えるとこれまでの人生全般において「こんなはずじゃなかった」って思いながら進んでいる気がするし(みんなもそうだと思うのだが、違うだろうか)、いずれにせよ「書くこと」によって、そのときどきの自分を確かめていかないといけない気もしている。なのにブログの更新頻度はお寒い状況であった。

 今日の時点で、思いつく限りのことをメモ書きのようにダダッと書いてみる。勢い重視。

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「こんなはずじゃない」っていう2017年においても、「これはもう文句なしに素晴らしい!」と思えることはあるわけで、(この本)が発表されて(このようなことがあった)、というのは私にとっても2017年最高の出来事のひとつ。おめでとうございます!!

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そして「harukanashow」のポッドキャスト、11月は2回連続でKanaさんという若いアーティストさんと音楽遍歴について話をさせていただく。(こちら)と(こちら)。なかなか思い返すと恥ずかしくなる過去の個人史について語っている。でも「インスタント・レタリング」って今だと気軽に似たような状態のものを個人で作成できてしまう時代なんだよなぁ、と。

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 ついに、来てしまった! と思ったこと。

 先日、デイリーポータルZで「現存世界最古のモノレール」としてヴッパータールのことが紹介された。
 (こちら)がその記事だ。ライターさんがヴッパータールにいって、その独特なモノレールについて興奮して取材している様子が伝わってくる。

 2014年にドイツ旅行をした際、このヴッパータールは私にとって旅のハイライトのひとつだった。映画『都会のアリス』の舞台のひとつであり、ずっとあこがれていた場所だった。そしてドイツではこのなんともいえないぶら下がりのモノレールがとても有名な観光名所であるにも関わらず、日本ではほとんど知られていないというのも、旅情をくすぐるわけである。

そして私に近しい人なら皆知っているように、こういう「ネタ」は私が次なるZINEなりフリーペーパーを書くためには絶好の素材であるにも関わらず、それを本当に現実にモノにするためには途方もないダラダラとした時間が必要であり、言うだけ言って企画倒れ、っていうのがいつものパターンとなっており、これもその一つである。今これを書いているパソコンの近くの棚には無印良品で買った大きめのファイルケースがあり、そこにはマスキングテープが貼られ、マジックペンでひとこと「ヴッパータールZINE」と書いてある。そして私の記憶を辿ると、最後にこのケースに手を触れたのはおそらく前の冬だったかもしれない。そういうことなのだ。

 この味わい深いモノレールが走るヴッパータールがどれだけ素敵な場所かということと、そしてまたこの街を教えてくれたきっかけとしての『都会のアリス』という映画について、そのふたつの事柄がこの街を流れゆく川のようにぐねぐねと入り交じったようなZINEを作ってみたいとずっと思っていて、結局何も動いていないのである。

 そうこうしているうちに、こうしてデイリーポータルZが「ついに」記事として取り上げたのである。この状況は、かつて『DIY TRIP』を作ったとたんに大手メディアがなぜかポートランドを特集しはじめて、結局私の書いたものの情報的な側面が急速に古くなっていって焦った出来事を思い起こさせる。グズグズしていたら、すぐに大きな注目が集まってしまう昨今である。

 ちなみにヴッパータールに関するもうひとつ最近のホットな関連事象を。
 職場で働いていた後輩が、30歳になる前にもういちどワーキングホリデービザ取得を目指し、無事にドイツのビザを取って仕事を辞めて旅立って行った。その出発直前、はなむけの言葉もそこそこに(とはいえ大半は『うらやましい~』というセリフばかり連呼していたのだが)「ぜひヴッパータールに行ってみて」ということを私は強くオススメしていたのである。するとつい先日メールがきて、ドイツ入国まもなくタイミングよく雪景色のヴッパータールに行ってきて感動した旨のメールが写真つきで送られてきた。そう、こういうスパッとした行動力こそが大事なのだと、私はこれを書きながら痛感している。

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 「書いていないネタ」は、この秋にもうひとつ出現している。手ぬぐい屋「にじゆら」で買い物をしたときに、たまたま「工場見学ツアー」の応募があることを知りエントリーをしたら見事に当たり、大阪の工場でにじゆらの社長自らによる「司会・進行・解説」を務めるツアーに参加する機会を得たのである。
社長の情熱はただひとつ、この「にじゆら」で伝統的に行っている染めの技法「注染(ちゅうせん)」がどういうものなのかを消費者に広く伝えたいというもので、私はこの日すっかり感動してしまった(社長さんの喋りも熱くて面白かった)。当然これも格好の「ネタ」としてブログに書いていきたいし、写真もあるのだが、自分の理解不足の部分もあって、ちゃんと調べ直さないといけない気もしていて、結局ずるずると時間が過ぎている。いつかいい文章でこの工場で出会ったことを伝えたい。

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 この秋はいろいろな場所へ出かけていたのだが、そのひとつが伊勢白子の「大黒屋光太夫記念館」だった。今年の春からとつぜんマイブームと化した例のロシア漂流民『おろしや国酔夢譚』の話は、自分のなかでこの記念館来訪でひとつのピークを迎えたといってもよかった。しかし、しかし、当然ながら記念館にしろそのほかの史跡にしろ、こういうのは得てして「昔からそこにあるもの」なのであり、私のマイブーム感による高揚した気分で訪れても、現実的にはクールにならざるを得ない部分があるわけだ(この感じ、伝わるだろうか)。
 なのでおおむね「大人しい旅」に終わり、そうなるとあまり「書きたい」という気分にもならず、いまは自分のなかで粛々とその史実のことをときおり想起しては、いよいよ寒くなる日々に当時の彼らの気持ちを重ねて想像する程度に留まっている。でもきっとこうして、私は年を重ねながら少しずつ歴史とか郷土史とかに関心をよせていくようになるのかもしれない。

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本についてもいろいろ書きたいのだが、気持ちが追いつかない。
や、最近ほんとにあらためて「本、おもしろい」って素直に思うことが多い。

そんななか、
「ついに来た!」というか、「ついに出た!!」
という本。

雑誌『アイデア』の対談がついにまとまった、とんでもなく重厚な本。
これを乗り越える仕事は、今後の数十年は出てこないんじゃないかと思う。
そしてこの本には「自分自身の一部」が刻まれている以上、ちゃんと直視して読み通すべきなのだけど、どうもやはり、自分のなかで『いま何も作れていない』という焦燥感にかられるのも否めないので、実は順調にページが進んでいない。

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もう一冊、これは実用書ではあるのだが、

「こんな本よむヒマあったらブログ記事をひとつでも多く書けばいいのに」っていうツッコミは甘んじて引き受けるが、これは「アウトライン・プロセッサ―」についての私の思い込みや誤解を氷解させてくれたという意味で、「2017年度・目からウロコ賞」 を差し上げたい良書であったのだ。学術論文とか書く人にとっても改めて良いツールになりえる本なので、公私ともに強くプッシュしていきたい本。
アウトライン・プロセッサはどうしても「目次を作って、それを元に書いていく」という作業のための道具「でしかない」と思われがちだけど、そうじゃなくて、好きなように要素を書きまくって「並び替えること(=並び替えが容易であること)」の意味を積極的に思考の方法(もっと広くいえば、普段の生活の記録全般)へと活用していこうというところまで視野に入れていて、「そうだったのかー! もっと早く注目すべきだったー!」となっているところ・・・つまり自分にとっての最新のマイブームがこれ。

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急に太った理由として「アボカドをよく食べるようになったから」という原因を疑った経験のある方がいましたら、ぜひ語り合いましょう。

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そうしてとつぜん話を戻すと、「ヴッパータールについてのZINE」を作るためには「もういちど現地で取材をしないといけない」というのを自分のなかの言い訳にして、またドイツ旅行にいく、というオチは充分にありえる。

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2017.11.23

ECHOESなロンドン旅2017夏・その7:写真をみながら、いろいろと。

もう季節はすっかり秋を経ていよいよ寒くなろうかという日々だが、いまだにブログで夏の旅を思い出したがることを許して欲しい。たった5日あまりの滞在だけれども、4年分の想いをぶつけにいったような旅だったので、とにかく楽しくて毎日写真を撮りまくって歩きまくったのである。

というわけで「番外編」的に、写真を脈絡無く貼りまくっていく。

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着いて初日の朝に地下鉄の駅で出会ったポスター。「ロンドンはすべての人を歓迎します」という見事なデザインとメッセージ性。ちょっとグッときた。入国審査が厳しいくせによく言うよとは思うが(笑)、このようなセンスをオリンピックを控えた我が国のパブリックな空間にはまったく感じないのはなんなんだろう。

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英語を話せなくても注文しやすい、という観点からもそうなのだが、私はなんとなく、KFCはイギリスで食べるとミョーに美味しい気がしている。このフィッシュ&チップス的な「箱にポテトとチキンを混ぜてぶちこんで提供する」というザックリした感じがそう思わせるのか、あるいは単に食べ慣れた味が異国の地だとよりいっそう刺激的な味わいに思わせる錯覚におちいっているだけなのか。あと写真右側に見えるが、小さい袋で塩とコショウがついてきて、これもなんだかいい感じに思えてくる。普段ファストフードなんてまったく評価しないはずが、好きな国にくると、とたんにこうなる。
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ちなみにトレイの紙のデザインも、念のため。

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そしてこのときのKFCの店内から撮影したスナップだが、この写真について言いたいことが3つもある。

(1)写真が見切れて申し訳ないが、左端にある、のっぺりした赤いソファが60年代っぽくてオシャレだった。
(2)でもそのソファに座りたくても座りにくかったのは、そこの窓のすぐ外に座っている白人男性が物乞いのような状態だったからである。しかし、私が店内にいる間だけでも、通行人のかなりの割合の人が彼に話しかけたり、お金?をあげていたりしていたのが印象的だった。
(3)写真をクリックしてもらうと分かりやすいのだが、いままさに人が出て行く右端のドアノブのところは「PULL」と貼られている。しかし写真の様子から分かるように、このドアは実際はプッシュしないと開かない。そして反対側の表示は哀しいかな「PUSH」と貼られていた。私も含め、この日のこの店にやって来た客のすべてが最初は「開かずのドアでガンガンしながら戸惑う」という儀式を経て入店していた。しかし私が店内にいる間、誰もそのことについて特に文句をいう様子でもなく「まぁ、こんなもんだよな」的な雰囲気でレジまで行くし、その結果、店員も気づかないのか、あるいは面倒くさいからなのか、そのまま放置されていて、相変わらず新規の客はドアをガンガンしてから入ってくるという切ない状態が続いていた。うまく言えないが、「あぁ、イギリスに来たなぁ」と思うひとときだった。

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↑ノッティングヒルで出会った、素敵な外壁のカラーリング展開!

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↑たまたま移動中に出会った運河のボート停泊エリア。地下鉄Angel駅のちかく。いつか運河を船でゆっくり移動する旅をしたいと思っているので、バッタリこういうシーンに出会うとテンションあがる。

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↑こちらはブリックレーン・マーケットの古着屋の看板。なんか妙に心ひかれる雰囲気があった。中はわりとフツーだったが、海外にいくと古着屋は一通りチェックしたくなる。

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↑これもブリックレーン。チョコレート専門店の、すべてが素晴らしいディスプレイ。

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↑「シリアル・キラー・カフェ」。いいネーミング。これもブリックレーン・マーケット。

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↑ブリック・レーンのとあるジャンクなマーケットエリアではいろんなガラクタ系がひしめいていた。写真では分かりにくいが、車の前で座る店主のおじさん2名と、その背後にかかげられているパンダの着ぐるみの売り物?の組み合わせが醸し出す、なんともいえない情景が忘れがたかった。あまりにおじさんの雰囲気が鬱々としていたので近づけなかった。

ロンドンのマーケットといえば他にもいろいろあるが今回あらためて「やはりここが一番好きだ」と思えたのがステイブル・マーケットだ。

普通はカムデン・ロック・マーケットを歩き通したあとのそのさらに奥に行けばたどり着くマーケットなのだが、個人的にはあえて地下鉄のチョーク・ファーム駅まで行って降りて、南下してラウンドハウスの建物(ここもロック聖地として、例のテクニカラー・ドリームの関連においても重要なライヴハウスである)を横目に眺めて、そのままステイブル・マーケットに入っていくルートを推奨したい。カムデン・ロックのあたりだと、観光客相手を意識しているのか、似たようなモノを売る似たような店がやたら多いので、疲れるし飽きてくる。ステイブル・マーケットのエリアに来て初めて、このディープな味わいのマーケットにたどり着くわけで、だったら最初からこっちに来た方が時間の節約にもなるぞ、と。

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うまく言えないが、「軽く狂っている感じ」と「インディーズ手作りDIY」の感じが観光客向け路線のなかで、ほどよく楽しめる雰囲気。

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↑しばらく来ない間に、『TIMEOUT』誌はフリーペーパーとなってしまった。ずっと探していたのだが、これをようやく手にできたのが旅行の最終日だった。そして特集タイトルが「ハロー・ロンドン」っていう。もう帰るのに!(笑)。昔は空港について真っ先にこれを買って、細かい字でびっしり書かれたその週のイベント情報をじっくりチェックするのが楽しみだったのだが、そういう情報も現在のこの誌面では載っていなくて、すべてウェブで調べなさいという時代。2005年に現地で「London Zine Symposium」のイベントを知ったのもこの『TIMEOUT』誌のおかげだったのだ。

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↑セインズベリーズのパッケージデザインがユニオンジャック好きにはたまらないのでムダに買ってしまいたくなる。

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↑こちらは近所のテスコで買った単なるクッキングペーパー。どうしてこうも見事なデザインを・・・

旅先で雑貨屋・文具屋をチェックするのも毎度のことであるが、今回の旅で一番よかったのは、「Present & Correct」というお店。

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写真を撮っていいか尋ねたら、二つ返事でオッケーをしてくれた店員さんがおそらくオーナーの方で、この人が男性だからか、自分にもすごく共感できるチョイスの雑貨が多かった印象。ロシアっぽいメモパッドとか買い込む。

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↑そしてこのお店の紙袋も凝ったデザインでステキ。

お店のサイトは(こちら)。地下鉄ではAngel駅のエリア。

 

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↑これはテート・ブリテンで絵を観ながら、どうしても甘いものが食べたくなったので初めて地下のカフェをトライしてみたときのプレート。この無骨な感じの紅茶ポットがひたすらカッコよかった。そしてチョコケーキも美味しかったのである。

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↑これは朝のBBCニュースで取り上げられていたネタで、当時人気が出てきたロックンロールなどが公共放送では紹介されないので、法律にひっかからない海の上からラジオで放送した「海賊ラジオ局」が起こって50周年とのこと(ピンク・フロイドが50周年なのだから、確かに同時代的にこのあたりのネタはすべて50年を迎えるのだった)。これもDIY精神の歴史を語る上で外せない歴史のひとつであり、映画『パイレーツ・ロック』はまさにこのテーマを扱った快作。

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個人的に感じ入ったのは、そもそも当時のBBCがロック音楽の放送を忌避していたことへのカウンターカルチャーとして海賊ラジオが始まったわけだが、50年も経つとBBCが「今度この海賊ラジオの船と一緒にイベントします~」とか言っていることを、こうして目の当たりにしたことだった。

・・・というわけで4年ぶりのロンドン、本当に今回は最高に良い旅だったので、いろいろと書いてみた。ピンク・フロイドの50周年記念ということがすべての始まりであったので、この一連のブログ記事の締めくくりに彼らの曲の動画を貼り付けて終わろうかと思う。

で、最近YouTubeで知ったピアノ奏者、Bruno Hrabovskyという人がピンク・フロイドのいろんな曲をカバーしているのだが、その中でも最高に素晴らしいのが、代表曲『エコーズ』で、ぜひそれを紹介したい。むしろこれは、原曲よりもよりいっそう原曲の良さを引き出しているとすら思える。原曲の冗長な部分を省いて聴きやすくしていて、『エコーズ』がいったいどういう曲だったのかを改めて解釈し、迫力あるピアノの響きで表現している。

というわけで夏のロンドンでの想い出は、『Echoes』の曲とともに。

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2017.10.09

ECHOESなロンドン旅2017夏・その6:底なしロンドンめぐり

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今回のロンドン旅で訪れたその他の場所について・・・こうして振り返ると5日間ちょっとの滞在でスタンプラリーのごとくいろんな場所に行っている。次はもうちょっと落ち着いて滞在したい。

 ☆スカイガーデン

 数年前にニュースで「ロンドンで建設中の高層ビルからの太陽光線の反射によって、路上に停めていた乗用車がダメージをうけてゆがんだ」というウソみたいな出来事があって、ご存じの方も多いだろう。で、そのビルというのが最近できあがって、いま無料で頂上階に行ける(ただし予約が必要で、今のところすぐに申し込み完了になる。数日間のスパンの予約を10日前ぐらいに一気に受け付け開始にするので、マメに公式サイトをチェックしないといけない)。

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 「チーズ削り機」の異名をとるこの変わった形状のビル、たしかにこの妙な形状だと、とんでもない方向に太陽光線を反射させてもムリはないと思わせる。ひたすら上を見上げていくと、建物をみるだけなのに酔いそうな感じ。

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 厳重な手荷物検査の後、エレベーターで最上階のスカイガーデンへ。そこはオープンテラス的なレストランもあり、何も飲み食いしなくてもテラスへ出て、昔の人が見ることができなかった角度からロンドン市内の景色を楽しめる。まぁ、外の景色もうまく見えるところと見えにくいところがあって、安全上の観点を思えば「まぁ、こんなもんだろうな」と思わせる構造ではあるが、何より(少なくとも今は)無料でここまで来ることができるので、話のネタとして訪れておいてもいいかと。

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↑今度きたときは向かいにある「ザ・シャード」も行ってみようと思う。

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 ☆アレクサンドラ・パレス

 そうとは知らず、たまたま私が宿泊先として選んだリントン・アパートメンツの近くに実はこのアレクサンドラ・パレスがあった。

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 小高い丘のうえにあり、南にロンドン中心地を見下ろすとても景色の良い場所で、その立地条件もあってここには軍事施設だったりBBCの放送曲の電波塔があったりしている。そしてそういう歴史博物館としての性質もありつつ、普通にイベント会場としても現役のよう。いまは基本的には工事中のようではあるが、周辺にはこの建物の歴史を語る展示物がセットされていたりする。

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この場所は今回の旅のテーマにおいてぜひ訪れたいと思っていたところだった。この施設はいろいろな歴史がしみこんでいるわけだが、今回の旅にひきつけて言えば、60年代後半のロンドン・アンダーグラウンドシーンにおける記念碑的イベント「14アワー・テクニカラー・ドリーム」がこの場所で行われていたのである。ピンク・フロイドもここで(アムステルダムのライヴを終えた足で駆けつけて)演奏をしていた。

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 ☆ロイヤル・アルバート・ホール(BBCプロムス)

 イギリス好きを吹聴しつつも、恥ずかしながら今まで「BBCプロムス」という夏の恒例イベントの存在を知らなかった。120年以上前から続く、長期間にわたる夏のクラシック音楽の祭典で、連日連夜コンサートが企画されており、「お金のない人でもクラシック音楽に親しんでもらう」という当初の趣旨を今でも大事にしており、格安で、ドレスコードもとくになく、一般庶民が気軽に楽しめるという音楽コンサートの夏フェスなのである。

 せっかく夏の時期にロンドンにいるのであれば、やはりこれは観ておきたいと思ったし、何よりメイン会場がロイヤル・アルバート・ホールなのである。むしろこの建物に入りたいがために今回観に行った部分もある。

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 そしてたまたま私が訪れた日は、指揮者に大野和士、メゾソプラノに藤村実穂子という日本人音楽家が登場する日でもあった。演奏する曲はドビュッシー、ラベル、そしてマーク・アンソニー・タネジという現代音楽家の作品を演奏。

 ロイヤル・アルバート・ホールも実は先述した「テクニカラー・ドリーム」におけるアンダーグラウンドシーンとの深い関わりがあり、同イベントを扱ったドキュメンタリー映画でも、そのはじまりは1965年にこのホールで行われたビート詩人たちによるポエトリー・リーディングのイベントにあったとされている。そのほか、数々のロック・ミュージシャンもここで演奏しており、ライヴ盤の題名で「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」という感じで名付けられることもあることから、そういう意味でも「イギリスにおける日本武道館」みたいなものだと勝手に思っている。

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 円形のホールなのでロビーも当然グルグルと回れる仕組みになっていて、私は調子に乗って場内のパブでシードルのお酒なんか買ってチビチビやりつつ(この旅で唯一お酒を飲んだのがこのときだった)、廊下に掲げられたいくつもの歴史的名演の記録写真などを眺めて開演前を過ごした。
 すると、件のビート詩人ギンスバーグのイベントの写真もちゃんと掲げられていた。こういうのをちゃんと掲示するあたり、文化を継承することの意味を分かってらっしゃる。

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 そして満を持して中に入る。プロムスというイベントのおかげで誰しもが来やすいこの空間において、誰の人生にとっても印象的な感覚をかきたててくれるであろう雰囲気があった。照明や装飾のなかにある現代的なムードと、言葉にしにくい伝統的な空気感が混ざり合った感じがあった。

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 座席はオンラインで好きな場所を選んで予約できるのだが、せっかくなんで「Choir」と呼ばれる座席へ。演奏者のうしろでコーラス隊が入るならこの座席を使うのだろうか。価格は19.50ポンド、3000円ぐらいか。そしてこの角度からだと指揮者の表情やオーディエンスの様子がよく眺められる。私のように音楽そのもの以上に、このホール自体にまずは興味があるという人にとってはとても楽しめる座席だと思える。
 このプロムスの特徴として、アリーナ席だけは当日券のみの販売で、立ち見なのであった。それはなんだかライヴハウスみたいな感じであり、クラシック音楽のコンサートというある種のイメージを覆してくれる感じで、後方エリアだと体育座りでもあぐらでも寝そべってもいいぐらいで、とっても、とっても、カジュアルなのである。

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 そして和やかなムードで開演。演奏を堪能しつつ・・・普通はこういうとき寝ないはずなのに、うっかり途中眠ってしまったのは、直前に飲んだシードルのせいだと思いたい。

 とりわけプロムスの最終日はとても盛り上がるようで、帰国後に知っている人に話を聞くと日本でもテレビ放送があったよう。なぜ今まで知らなかったのか。

YouTubeでも当然いろいろアップされている。これが今年の最終日のテレビ放送の様子で、別会場でも同時中継でみんなで気軽に楽しんでいる。あらためて観ると、クラシックの現場で、まるでロックフェスのような感じで旗振りまくったりしていて、こういう楽しみ方や盛り上がり方もアリなのね、と新鮮な気分になる。

ラストは当然のごとく「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」で締めくくる・・・と思ったら最後の最後は「蛍の光」が演奏されて、なんか観客もみんな隣の人たちと手をつなぎ合ってリズムとるのが風習? なんか微笑ましい。
番組のエンドロール前の「今年のハイライト」みたいな映像も興味深くて、実はいろんなジャンルの音楽をこのイベントでは上演しているのが分かる。
やー、いつかこの最終日のプロムスで旗振りまくりたい(会場に日の丸もみえるな)。こうしてまた次々と「イギリスでやりたいことリスト」が増えていく・・・今回もそうだが、「そんなに何度もロンドンに行って何をやるの?」とよく問われるのであるが、こういう感じで、行くたびに次にやりたいことがたくさん出てくるので、底なしなのだ。

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2017.09.07

ECHOESなロンドン旅2017夏・その4:「ロンドンに住んでる感じ」を味わうために選んだ宿

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 今回のロンドン5泊のうち、1泊目は空港近くの地下鉄駅Hounslow Central からすぐの場所にした。飛行機を降りてすぐに眠りたい場合、空港周辺エリアのホテルだと、ターミナルの建物も分かれているしホテルの数が多すぎてシャトルバスを探すのにちょっと大変だった経験があったからである。それだったらひとつしかない地下鉄に乗って3駅ぐらいですぐ降りて、駅に近いホテルのほうが相対的に近く感じるのではと思い、実際に行ってみたら確かにこっちのほうがよかった。

 そして残りの4泊は、今回はロンドン中心部から北のほう、Turnpike Lane駅の近くにある「リントン・アパートメンツ Linton Apartments」に滞在した。今回の記事はこの宿についてである。 

 名前からもうかがえるように、ここはアパートメント・タイプの宿で、キッチンがついている。短期間でもロンドン暮らしを味わえる宿にしようと思い、「Booking.com」で見つけたのがここだった。

(でも正確には「リントン・アパートメンツ」はこの宿を管理している不動産会社の名前であって、実際に泊まったのはTHE HUBと名付けられた建物だった) 

 ターンパイク・レイン駅からすぐ近くにリントン・アパートメンツの不動産屋さんのオフィスがあり、そこでチェックインをすることになる。ただ、ここはできる限り不動産屋のオフィスが開いているビジネスアワーの時間帯でカギの受け渡しや書類のやりとりを行いたいと考えているようなので、通常のホテルのように「夕方から夜のチェックイン」となると別料金が発生するようだ。このあたり、事前にメールのやりとりで確認をしておいたほうがいい。

 ちなみに私は午前中にまず出向いて、大きい荷物だけ先に預かってもらい、先方が希望したチェックイン時間の午後2時ごろまで、周辺を散策して時間を過ごした。本当は先方からは「チェックイン前に事前に電話をほしい」とメールでリクエストされたのだが、こうして直前に荷物を預けにオフィスに顔を出すのならば事前の電話はしなくてよくなった。(こうした動き方についても、オフィスの休業日の問題もあるだろうから、事前にメールで確認は取っておいたほうがベターかと思う)。 

 いざチェックインのときは、オフィスでパスポートのコピーを取られたり、「もし室内の物を壊した場合は弁償をします」の書類にサインをしたりする。そして担当のベンガーさん(若い黒人青年)に連れられてオフィスからしばらく徒歩で移動した。実はBooking.comの予約サイトの地図の表示をみると、自分が滞在する宿の建物は、このオフィスのすぐ裏手かなと思っていたのだが、少なくとも今回自分が案内された宿は、そこから5~6分歩いた。歩きながらベンガーさんについて質問をすると、ご両親がナイジェリアからの移民で、自分はずっとロンドンで生まれ育った、と言っていた。彼に入り口ゲートのロック解除のナンバーを教えてもらい、部屋のなかまで案内してもらって、ひととおりの説明を受けた。

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 ちなみにこの敷地の最初のゲートを、外出時に内側から解除する方法を聞き忘れていたので、そのあと一人で外に出ようとしたときに「うわー!門が開かない!」と軽くパニックに。たまたまそのとき掃除係の人が近くにいたので事なきを得た。きっと誰もいなかったら、わたしは内側から門のロックを解除するボタンの存在には永遠に気づけなかったかと思う。

 なおチェックアウトのときは、敷地内にある郵便受けみたいなボックスにキーを入れて出て行くだけでOKとのことで、かなり味気ないが、まぁそんなもんである。

 部屋の話に戻ると、トイレの狭さ以外はおおむね満足だった(そもそも20世紀以降の日本に生まれた人間としては、海外の宿泊施設で満足できるトイレに出会えることが稀ではあるが)。そしてキッチン付きの部屋なので、どれだけの台所用品がそろっているかは気になるところで、事前にメールでも問い合わせたら「だいたいのものはある」と返事があって、確かにその通りだった。

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 近所には深夜でもやっているテスコのスーパーもあるので、このあといくつか足りないものを買いに行った。塩・コショウ・オリーブオイル、そして食器洗い用スポンジ、ペーパータオルなど。たしかに場合によってはこうしたものは日本から持って行ってもよかったかもしれない。でも現地のスーパーで買える調味料の入れ物などはそれはそれで現地生活の気分を味わうには大事な要素だと思い、わざと今回の旅では何も持ち込まずにいた。・・・あ、包丁で指を切る可能性に備えてバンドエイドだけは持って行った(笑)

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 あとベンガーさんにその場で聞いておけばよかったかなと思ったのは、電子レンジの使い方や洗濯機・乾燥機の使い方であった。電子レンジ(オーブン付きの立派なやつなので個人的には使い慣れない)はそれなりになんとなくカンで使い方が分かったものの、洗濯機については、型番を調べて、ネットで取扱説明書のPDFをみつけて、それでようやくだいたいの感じがつかめた(笑)。もちろん不動産屋さんのオフィスに聞きにいけばなんとでもなるだろうけど、できるだけ自力で解決したかった。こういう面倒くささが旅行中は楽しかったりするのだ。

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 なにが素敵かって、この部屋の窓からは「公園だけ」が見えたことである。このささやかな公園の景色もまた、ロンドン生活らしさを満喫できた大きな要因だった。表は静かだったし、集合住宅ではあるものの隣の部屋の音なども聞こえなかった。

 こうした部屋に限らず、普通のホテルの部屋でも「ここに住んでいる感じ」をさらに高めるちょっとした一手間としては、備え付けのクローゼットや引き出しを「あえてフル活用すること」である。ついつい面倒くさがってトランクの荷物はトランクに入れたまま出し入れしがちであるが、今回はとにかく使える棚にはすべて荷物を収納しておいた。

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 テーブルにはミュージアムで買ってきたばかりのお土産のポストカードを立てかけてみたりして「自分の家の感じ」を(必死に)演出。こうして後から振り返ると涙ぐましいが(笑)、一人旅というものは自己満足を自作自演することに行き着くものだ。

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 建物内の階段に掲げられていた「ウォーリーをさがせ」のポスター。帰る日までに絶対見つけてやろうと毎回少しだけ立ち止まってあちこちチェックしていた。別の場所にもう1枚なくてよかった。

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 朝から目の前の公園を散歩。まさに夢のロンドン・ライフ!(ビバ・自己満足!!) あと、誰でも使えるエクササイズマシンが無造作に設置されていて、さすがにこの手のものは初めてお目にかかりましたよ。使わなかったけど。

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 普段作らないクオリティの食事を準備してみたり。

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 あぁ、まったくオチのない話で終わりそうだが、今回初めてアパートメントタイプの宿を取ったことで、もう普通のホテル暮らしでは満足できなくなり、おそらく次回ロンドンに来るときも同じこの場所に戻ってくるかと思う。今までは「できるだけいろんなホテルを味わってみよう」と、あちこち行ってみたのだが、「ロンドンで自分が住む街」の幻想をここで感じさせてもらった以上は、うん、また戻ってくるだろう。

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2017.08.27

ECHOESなロンドン旅2017夏・その3:バッキンガム宮殿の中を見学したり、思いがけない出会いを果たしたり。

 思えば夏の時期のロンドンにひとり旅として訪れるのは今回が初めてだった。そして「夏ならでは」、「今年ならでは」の出来事もあったのでまとめて書いてみる。

 まず、夏期間だけ限定で行われている「バッキンガム宮殿の内部見学」について紹介したい。英国王室にそこまで特段詳しくも興味もないのだが、「夏期しか入れません」と聞くと、せっかくだから行ってみようかなと思い、事前に英国観光庁サイトで予約チケットを購入しておいた。

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 ちょうど正面の大きい門にたいして南側エリアがチケットブースになっていた。私はつい、事前に観光庁サイトで購入したときのメールのプリントアウトで入場できるものと思いこんでいたが、それはチケットとの交換用紙みたいなもので、結局ひたすら行列に並んでチケットを受け取る。そのあとの入場も、時間ごとにおおまかに区切られて、待機させられたあと、ひとかたまりの集団が一斉に中に入るという感じ。そしてもちろん空港ばりの手荷物検査がある。

 入り口では他言語対応のオーディオガイドが借りられる。日本語の解説を聴きながら、最初の部屋や通路の時点ですっかり建物や装飾品のすごさに圧倒される・・・なお、写真撮影はNGなのであるが、そりゃあそうだよなぁと思った。もし写真OKだったら、まずもって客の流れは滞るはずだ。あちこち撮影したくなるし、自撮りもしたくなるだろう。

 普段そこまで装飾品やアンティークな家具に注目していない自分ですら、そこに置いてあるモノたちが放つパワーに魅了された。写真が撮れないもんだから、グググと目に焼き付けるべく凝視。「記録を許されない輝き」というのは、またよりいっそう、そこにあるモノや空間を美しく際だたせる。

 あちこちの部屋に置いてある休憩用ソファに腰を下ろし、その部屋の空気をめいいっぱい吸い込もうとするかのごとくさまざまな眺めを味わいながら感じたのは、この宮殿は決して古いだけの建物ではなく、現在も女王はじめ王室関係者が使用している「家であり仕事場」でもあるので、「人が使っている部屋」の空気感、現役感みたいなものが、よりいっそう素敵な雰囲気をつくる要因になっている気がした。「歴史や伝統」といった重たい距離感だけで圧倒するのではなく、訪れた客人の気持ちを心地よくさせ、生涯忘れられないような時間を過ごせる壮麗で気品に満ちた場所としてこの宮殿が時代を超えて成り立っているような、そういう活き活きとした感覚がわいてきたのが、思いがけず印象的だった。

 そしてまた、押し寄せる畏敬の念。ここで古来よりさまざまな人物が行き交い、向かい合い、歴史が紡がれてきたのかと思うと、「よくもまぁ、こんなふうに一般人に公開してくださったものだ」と、素直に感謝の気持ちがわいてくる。王室にしたら、これだけの建物を維持するための資金も現実的な問題としてあるわけで、90年代以降、女王が避暑地に行っている夏のあいだ限定で一般公開をするようになったようだが。

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↑宮殿を出た後の、出口に向かうまでの公園より。「宮殿アイス」とか売ってた。

 とかく、夏の間にロンドンに来る楽しみがまたさらにひとつ増えた。そう、私はまた何度でもここに来たいと思っている。ここはなんというか、「史跡見学」というのではなく、先述のとおり「いまも誰かが住んでいるご自宅のひとつ」なのである。世界最高峰に素敵な邸宅のひとつだと思うと「また来たいです、ていうか、いつかぜひ招待して!(笑)」といいたくなる、そういう「不思議な心地よさ」があったのだ。

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 さてもうひとつ書いておきたいのは、これとは別の日に、バッキンガム宮殿のあるグリーン・パークに来たときのこと。ちょうどこの時期に開催されていた「世界陸上」で、競歩の競技会場が、このバッキンガム宮殿の前を通る「The Mall」の一直線の道だった。競歩のある日に近くにいたので、ちょっとだけ様子を見てみようと訪れた。

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 そこはライヴ会場のような盛り上がりをみせていて、ちょうど女子の20kmが終わる頃だった。競歩を生で観るのは初めてだった。もはやマラソン並みのスピード感があって、地面に足をつけたままの速度とは思えないぐらい。とくにイギリス代表選手には沿道から大声援があがっていた。沿道の外国人応援団の隙間をぬって、この競技で唯一出場していた日本代表の岡田選手に「がんばれっ!」と、日本語で声援を送ることができた。

 で、次の男子20kmがはじまる直前に、別の目的地へ行こうかどうしようか迷いながら、ふらふらと競歩コースの折り返し地点のところに向けて適当に歩いていたら・・・ 「!!」












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 まさに昨晩、宿で私もテレビの生中継で観ていて興奮していた、男子100m×4人リレーで銅メダルを見事勝ち取った短距離日本代表チームのみなさんとバッタリ遭遇!! 競歩の応援に駆けつけていたようだ。
 あまりのバッタリ感に動揺しつつ、「昨日は感動しましたー!」と言うのが精一杯。
 手に持っていたデジカメですみやかに自撮りを試みたのが上記の写真。スマホとは違い、どういうふうに写っているか見えないのである意味これは「賭け」なのだが、見事にフレームにうまく全員収めた(笑)

 そのあと折り返し点の場所で男子20kmのスタートを待ちかまえてみた。遠くに宮殿を見ながら、選手たちが猛スピードでやってくる姿が圧巻だった。折り返しのときは写真を撮りつつも、この旅で一番大きな声を出して「がんばれー!」とエールを送った(タイトな日程で動いていた私はどうしても次に行きたい場所があったので、最後まで見届けずにこの場を離れざるを得なかった。)

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 というわけで、今後私にとってバッキンガム宮殿および「The Mall」は、競歩会場の賑わいと(それはロンドン五輪の追体験みたいな感じで、贅沢な時間でもあった)、そして陸上のリレーチームとの邂逅の場所としても思い出が刻まれたことになる。

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 ちなみに・・・

 最初に書いたバッキンガム宮殿の内部見学は、時間軸でいうとこの競歩のあった日の翌日のことであった。その日、宮殿見学の入場列に並ぶ前に、注意書きで「内部にトイレはないので、この近辺のトイレに事前に行くように」という案内が地図で示されていた。そこでおそらく一番分かりやすそうな場所にあるトイレに行こうと思い、The Mallの通りのちょうど真ん中あたりにあるトイレを目指して歩いた。ただ、自分のチケットの入場指定時間が迫っていたので、トイレにいくまでの道のりを急いで早歩きで向かっていて・・・ふと「あっ!? 今まさに!? 自分が競歩かっ!?」
と思って、ひとり笑ってしまった。

そういうオチ・・・。


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2017.08.24

ECHOESなロンドン旅2017夏・その2:レンタル自転車に乗って天使の声を聞く

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 今回のロンドンは自分にとって7回目の滞在だったのだが、7回目にしてようやく実現できた「夢」がある。

 自転車でロンドンの街中を走り回ることだ。

 これも時代の流れというべきか、数年前から乗り捨て型のライドシェアが当たり前のようにあちこちに設置されているのである。前ロンドン市長のボリス・ジョンソンがサイクリング好きだったようで、このあたりの施策が一気に進んだよう。なので巷ではこれらの自転車を「ボリスバイク」と呼ぶらしい。

 もちろん、このようなサービスが展開されるずっと前から「レンタルサイクル」のサービスはロンドンにも存在していたはずだろうし、「ロンドンを自転車で走り回る」というささやかな願望は、それなりに努力して調べたらすぐに実現可能だったのかもしれない。

 とはいえ、なにぶん海外旅行において、現地であの狭そうな道路を、遠慮なくハイスピードで飛ばすタクシーや二階建てバスとともに自転車で走るのは危険な感じがしていた。何せ海外では自転車は完全に車道を走るのが常道であり、日本のように気軽に歩道の上は走ってはならないのである。なので「ロンドン・サイクリング」はなんとなく遠慮していたのであった。「いつかロンドンで暮らすときがきたら、お気に入りの自転車で走ろう」なんていう、実現するのか分からない夢想のなかにずっと押しとどめていたわけである。

 しかし今回、実質5日間しかロンドンにいられない状況においては「味わえるものはどんどん遠慮なく、かつ速やかに味わおうモード」でいたので、かねてから気になっていたこのレンタル自転車に乗ってみることにしたのである。

 その記念すべきスタート地点は、テムズ川を越えた南の「旧バタシー発電所」の近くである。ここはかのピンク・フロイド『アニマルズ』のジャケット写真に登場したことで世界的に知られるようになった「産業遺構」であり、建物の姿を残したまま、周辺の再開発が最近とみに激しく展開されている場所である。2001年にはじめてロンドンに来たとき以来の再訪となったが、すっかり周辺は新しめのマンション群が立ち並んでいて、いよいよ今後はこのあたりも景色が変わりそうだなぁ(物件価格はいくらぐらいなんだろうなぁー、とも)と思いながら西日のまぶしい中をヨタヨタと歩いていた。

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 で、このバタシーから最寄りの地下鉄の駅まで歩くのがちょっと遠くて面倒くさいなぁ、バスでも乗るか・・・と思っていたら、タイミング良くボリスバイクのステーションが目に入ったので「まさに、いまここで自転車に乗るべきでは!?」となったのである。

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 このボリスバイクのくわしい利用方法については(こちらのサイト)で参照してもらえればと思うが、この利用手続きで個人的にとまどったのが、手続きの途中でクレジットカードを入れたあとにメイン画面をみると「画面の指示に従ってください」みたいな表示がでて、そのままメイン画面を直視しつづけても何も動きがなくて「?」となったことだ。ただそれはよく見たらカードを入れた箇所に別に存在している小さいモノクロ液晶画面のところで「PINコードの暗証番号を入力せよ」みたいなことが書いてあって、今はそっちの指示に従えという意味だったのね、となったことぐらいである。それ以外については、すべて日本語メニューで分かりやすく進む。

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 カード決済で24時間利用だと2ポンドだが、30分以内の利用だったら料金もかからない。そしてこのステーションには現在地や周辺状況の地図も描かれており(それゆえ、自転車を使わない観光客にとってもこれは良い道しるべの機能を果たしている)、自転車を乗り捨てることのできる他のステーションの場所も表示している。今回はその地図に描かれている範囲を越えた場所まで乗るつもりだったので、そうなると適当にステーションを探して、気が向いたところで降りるしかない。もちろん目的地が決まっていたら、交通局のホームページで検索もできる(こちら)。

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 印刷されたレシートには1、2、3の三つの数字で構成される5ケタの数字がある。ステーションに停車している自転車ならどれでも好きなのが選べて、ロックする機械についているボタンでその5ケタのボタンを入力すればカギが解除され、晴れてその自転車と旅をすることになる。

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 自転車は一般的なシティサイクルの形で、いちよ前カゴ(のようなもの)がついていてゴムバンドで固定することもできる。ただ当然ながら貴重品の入ったカバンをここに入れておくことは古今東西あまりおすすめできない。カゴとしても不十分な感じなので、風景や周囲の安全に気を取られて荷物が落ちていたら困るので、乗るときはリュックやショルダーバッグのほうがいいかもしれない。

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 サドルはレバー式で簡単に上げ下げできる。ギアは3段変速だが、ロンドンは平坦な土地なので、これでまったく十分だ。基本は3段で走り、ちょっと上り坂にきたなーと思ったら1段や2段に変えればいい。

 こうして長年の夢をかなえるべく、バタシーのステーションからまずはクルマの少なそうな住宅街の裏道あたりから「慣れ」のために路上に出てみた。たぶん初めのほうはずっとニヤニヤして乗っていたと思う(←怪しい人だ)。

 もっとも感じ入ったことは、あれほど「怖そうだなー」と思っていたロンドンでのサイクリングは、二つの点で「すごく、快適!!」となった。まず、日本とイギリスはともに左側通行の国であるため、そういう意味で比較的走りやすいということ。そして、これが何より重要なのだが、「日本と比べて、ちゃんと道路上における自転車の位置づけがしっかりとキープされている」ということだ。これは走ってみてはじめて実感できたことである。もちろん日本でも近年は自転車のためのコースや道路表示が増えてきているので喜ばしいことでもあるが、とかく車道のうえで自転車のためのラインはきちんと設定されている場所がほとんどであり、「自転車アイデンティティ」が尊重されている気分が新鮮であった。

つまり、「日本で自転車乗るよりもよっぽど車道で走りやすい!!」となったのである。
もちろん右折時などはかなり注意を要するわけで、ときどき「二段階右折」をしてみたが、よくよくみるとそのへんはクルマと同じラインでさっさと曲がっていく現地サイクリストがほとんどで、そのあたりの判断は難しさをちょっと感じたりもした。あと、日本ではあまり見かけない手信号も、現地のサイクリストはマメにやる。このへんの意識は見習いたい。

そしてたまたま近所には、バタシー・パークもあったので、すかさず入る。公園もよくみたら「自転車OKの道」とそうでない道がちゃんと分かれていて、こういう場所にくると本当にのびのびとした気分でサイクリングが楽しめる。そうでなくてもイギリスの公園は素敵なので、その楽しさが倍増した気分である。

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 旅に出てそのときの想い出を振り返るとき、「その旅を象徴するワンシーン」というのがあったりする。実は今回の旅での「象徴的ワンシーン」は、この夕方のバタシーパークのゆるやかな曲がり角を走りながら、ある種の開放感、恍惚感みたいな気分を味わったあの瞬間のなかにあった。

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 たどり着こうと思った地下鉄の駅はとっくに通り越して、とにかく自転車で走るのが楽しくて楽しくて、ぐんぐん北上するにつれて「近所にあるはずのチェルシーFCのホームスタジアムに自転車でいく」という新たな目標を思いつき、北上をやめてひたすら西へキングズ・ロードの通りを走る。ここは結構な大通りなので最初は緊張したが、信号の動きさえ注意すれば本当に快適なサイクリングで、ロンドンでもちょっと洗練された雰囲気のただようチェルシー地区というのがどういうエリアなのかを改めて自転車目線で味わえたのが本当によかった。

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こうして自転車をこぎつづけてたどり着いたスタンフォード・ブリッジのスタジアムは、またいつもと違う感じで眺めることができた(ちなみに、地図を見なくてもたどり着けるという自分の過信と思いこみで、一カ所道を間違えて、途中で引き返した)。

 やーーー、たのしい。これは、マジで、おすすめっ!!

 そしてさらに自転車で北上し、ロイヤル・アルバート・ホールをめざし(このホールについても後日このブログでちょっと書く予定)、そうして調子に乗ってハイド・パークの中も走りまくった。公園を出てさらに北上したあたりで2時間ぐらい経っており、もうそろそろ暗くなるし自転車を停めようとステーションを探しだし、いざ停めようとなったところで「?」となる。指示通りロックの機械に前輪を合わせても、なぜか作動せず。

 そのステーションはたまたまなのか、他に停車している自転車がなく、いわば「無人」だった。場所を変えて何度もトライするも、どの機械もロックしてくれないので、壊れてるのか? となる。うぅむ。

 しかし旅とは不思議なもので、そうやってグダグダと独りで戸惑っているうちに、まるで街角をさすらう天使がタイミングよく我々を見つけるかのように、遠くの背後から何か声をかけられたりするのである。振り向くと、肌着っぽい白シャツを着た白髪のオジさんが家の玄関から「もっとハードにプッシュしろ!」みたいなことを言っていた。なので自分なりにハードに自転車の前輪をロック機械のスキマにガツン!!とぶつけてみると、緑色のランプが光って、ガチャッとロックされた。なるほどー、そういう感じなのね。

ひとしきり「この自転車って、いっつもこんな感じなんだよなぁ~」みたいな雰囲気のオジさんの言葉に、英語力が足りない私は笑顔とノリだけで反応して、その場を離れた。「もっとハードにプッシュしろ」というのは、それは人生における天使からのメッセージか? とかなんとか思いつつ。私は、あのオジさんにサンキューと言えたかどうかも覚えていないのだが。

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2017.04.23

大阪・難波でクラフトビールが楽しめるお店「Craft Beer GULP」

この春に訪れたお店で、もう一軒紹介したいお店が。

14年ぐらい前に出会ったJくんが、独立して店長となった「Craft Beer GULP」。

クラフトビールの専門店。大阪ミナミ・難波駅から本当にすぐ近くにある。

Jくんと同窓の、「2011/2012 ロンドン年越し企画」のメンツでお邪魔した。

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普段はビールを飲まないのだけど、いろいろと自分の飲みやすそうなビールをJくんがリコメンドしてくれて、確かにすごくフィットする味わいだった(名前メモるの忘れた)。そうか、クラフトビールってすごく美味いのかと、当たり前のことを知る(笑)。
ビールが苦手だと思い込んでいた自分が、市販のよくある缶ビールと「たまたましっくりこなかった」だけかもしれない、と思った。なにより「クラフト」って言葉に弱いからなー。

料理もすごくビールにあう美味しさで、とくにソーセージが絶品だった。

とにかく場所がすごく駅に近いので、難波で飲みたい人はぜひここへー! とオススメしたいです。
フェイスブックページは(こちら)!

Gulp

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2017.03.24

「マーチエキュート神田万世橋」で開催の「Anonymous Camp」にて、シャムキャッツがプロデュースする「EASY展」に出品させていただきます。

 東京の神田、マーチエキュート神田万世橋というなにやらステキな場所で開催される「Anonymous Camp」という期間限定マーケットのイベントにおいて、シャムキャッツがプロデュースする「EASY展」が行われるとのことで、いままで「EASY」に参加した作家さんたちにお声がかかり、私も今回出展させていただくことに。(自分のうっかりミスで参加表明が遅くなってしまい、関係各位にご迷惑をおかけしつつ・・・)

このタイミングで、今回はじめてリリースする新作アイテムがこれ。

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「DIYぽち袋作成キット」。
以前の「EASY TOUR@京都」で出展した「封筒づくりキット」が、ちょっと大きすぎるのと、分かりにくさがあったんじゃないかという感じがしたので、より小さく(手の平サイズ)、かつ封筒よりも実は使用頻度が高そうな「ぽち袋」に焦点をしぼってみた。

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こうして好きな雑誌のページを、テンプレートを使って切り抜いて、折込んでいく。
接着は両面テープの幅の狭いのを使ってみたり、いろいろと。

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なぜか、どういうわけか、封筒とちがって「ぽち袋」のサイズになると、完成品もどことなくファニーだったり、ジワジワくる笑いがただよう感じがする。自分としてはそこにあらたな可能性を感じている。

上の写真のぽち袋の作例サンプルは、このブログの記事のために作ってみたもので、「EASY展」に向けて送った作例サンプルはまた違ったものになっている(急いで作って速攻で東京に送ったので、写真を撮り忘れていたのだ)。現地に置いてある(であろう)ぽち袋のサンプルをみて「カズダンスかよ!」とか「なぜ女優の小林聡美なんだwww」とか思っていただけるとうれしい。

会期は2017年3月24日(金)~3月30日(木)
時間:11:00~21:00(日曜、祝日のみ20:00まで)
そして29日、30日はシャムキャッツのメンバーが2人ずつ日替わり店長でやってくるとのこと!


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2016.12.26

乾物屋スモール(大阪・高槻)に行ってみよう

以前も紹介した『スロウダウン』というフリーペーパーをつくっていた大学時代の後輩のまぁこ嬢が、旦那さんとともに高槻に古民家を買い取り、そこを改造して乾物屋「スモール」を10月にオープンさせた。
出来上がる直前、1日だけ自分もお店の壁の漆喰塗りを手伝わせてもらった。「こんなシロートが漆喰塗って大丈夫ですか」と思ったが、やってみると楽しくて、こうしていろんな人の手でDIY的にお店が出来上がることが面白くもあった。

オープン直後に訪れた写真がこちら。

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『スロウダウン』のなかでも、食べ物を大切にこだわって作っているさまざまな生産者の人への詳細なインタビューやレポートが書かれているが、そうしたつながりのなかで出会ってきた人々との関わりがこんどはお店の形になって、こうして我々が実際に購入できる場を作ったのであった。

お店のホームページは(こちら)。

そしてお店の場所が確かに分かりにくい。
ホームページではJR高槻駅からのバス利用の行き方が紹介されている。
JR高槻駅北乗り場②塚脇・下の口行きに乗車し、「塚脇」下車。約15分。
 バス停を降りたら、道路を反対側に渡って、バスの進行方向と逆にしばらく歩く。
 田んぼを左側に見ながら、その田んぼが終わったところを左折。
 右手に小さな坂道(服部連塚の表示があるところ)をしばらく登っていく。
 服部連塚の矢印の方(右折)に進み、つき当たりの白い家のところを左折。
 右手の角の家がスモールです。
 ぐるっと回ると入り口があります。

とのことで、「服部連塚」というのは小さい古墳のこと(こちら)。
そこで私なりにグーグルマップで文字を追加した地図はこちら。

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(クリックしたら大きくなります)

で、当初は私はここよりもちょっと西側の路地に迷い込んだのだが、かなり独特の面白い雰囲気をただよわせているエリアだったので、むしろ「さんざん迷ったほうが面白いぞ!」とオススメしたい気分であった。

営業時間11:00-18:00
日・祝・月 定休とのこと。

いろんなワークショップやイベントも実施されているので、自分もいつかここで何かやってみたい。

ここを訪れるお客さんには、まさに雰囲気はスモールだけど志のおおきい、ポジティブなエネルギーに満ちたまぁこ嬢と、食の安全やいろんなお話を楽しんで欲しいと思う!


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2016.12.13

たわわちゃんがすきだ

京都タワーのマスコットキャラ、たわわちゃんが好きだ。

自分のなかにあるある種の「ツボ」をついてくる、あの顔。

LINEでも私はたわわちゃんスタンプを多用している。

Tawawaline

そうしたら先日、同僚のTRO氏が「たわわちゃんのLINEスタンプ使ってますよね?」と言ってやってきて、そこには見知らぬ人が二人・・・京都タワーホテルの営業の方々だった。

営業の人から、ものすごく感謝される。
つい私も、「あのスタンプは安すぎる」
「マニアはちょっと高くてもお金を払う」
「ぜひ続編を作って」
と、調子に乗って言いまくってしまった。

そして営業さんから、たわわちゃんのチャーム付きボールペンをいただく(笑)

僕も来年には40歳になるんだけど、最近そういうのは本当にどうでもいいなーって思うようにしている。


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