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2017.04.23

大阪・難波でクラフトビールが楽しめるお店「Craft Beer GULP」

この春に訪れたお店で、もう一軒紹介したいお店が。

14年ぐらい前に出会ったJくんが、独立して店長となった「Craft Beer GULP」。

クラフトビールの専門店。大阪ミナミ・難波駅から本当にすぐ近くにある。

Jくんと同窓の、「2011/2012 ロンドン年越し企画」のメンツでお邪魔した。

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普段はビールを飲まないのだけど、いろいろと自分の飲みやすそうなビールをJくんがリコメンドしてくれて、確かにすごくフィットする味わいだった(名前メモるの忘れた)。そうか、クラフトビールってすごく美味いのかと、当たり前のことを知る(笑)。
ビールが苦手だと思い込んでいた自分が、市販のよくある缶ビールと「たまたましっくりこなかった」だけかもしれない、と思った。なにより「クラフト」って言葉に弱いからなー。

料理もすごくビールにあう美味しさで、とくにソーセージが絶品だった。

とにかく場所がすごく駅に近いので、難波で飲みたい人はぜひここへー! とオススメしたいです。
フェイスブックページは(こちら)!

Gulp

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2017.04.17

フランスの地方料理と移民料理(時々、旅する朝食)の ビストロ「ベルヴィル」が素敵なお店でした(そしてシェフはアトレティコ・マドリーのファンとのこと)

このあいだ、ひょんなことから(きっかけは、『ぱんとたまねぎ』のハヤシさん経由)長らく私の書いているものを愛読してくださっているK氏にお誘いを受け、京都市役所の北側の路地にある雑居ビルに赴いた。
や、正確にはビストロのレストランである。でも見た目は雑居ビルのそれなのである。
しかし上にあがると、それはそれはよく出来たインテリアに、グッとくる色合いの壁紙が印象的なお店があったのだ。

「フランスの地方料理と移民料理 ベルヴィル」と、「タイ料理&ベトナム料理 トルビアック」。この二つのお店(というか、ビルのなかの独立したそれぞれの部屋)が、中央の厨房を挟んで同時に存在しているという、不思議な佇まい。

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今回はベルヴィルのほうでお食事をいただいた。いかにもなフランス料理ではなく、あくまで移民の人々の生活感のなかで生まれてきた料理が提供されている。

Good

丁寧にじっくりと創られていく珠玉の料理の数々。じっくり味わい、ゆっくり語らい、珍しいビールなどを飲みつつ。

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普段あまりビールは飲まないのだけど、あまりに珍しいのとラベルのデザインが良かったので、フルーティーなベルギーのビールを堪能。出されるコップのレトロ感とかたまらない。

もうひとつ隣の部屋も、鮮烈な配色が印象的でオシャレ。

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12月にオープンしたばかりとのことで、文字通りの隠れ家的なお店。K氏のおかげでとても良いお店を教えていただく。

ホームページは(こちら)。

以前から、ブルーグレーの壁の色の室内にすごく憧れがあって、まさにこのベルヴィルがそんな感じ。すごく落ち着く場所。


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2016.12.26

乾物屋スモール(大阪・高槻)に行ってみよう

以前も紹介した『スロウダウン』というフリーペーパーをつくっていた大学時代の後輩のまぁこ嬢が、旦那さんとともに高槻に古民家を買い取り、そこを改造して乾物屋「スモール」を10月にオープンさせた。
出来上がる直前、1日だけ自分もお店の壁の漆喰塗りを手伝わせてもらった。「こんなシロートが漆喰塗って大丈夫ですか」と思ったが、やってみると楽しくて、こうしていろんな人の手でDIY的にお店が出来上がることが面白くもあった。

オープン直後に訪れた写真がこちら。

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『スロウダウン』のなかでも、食べ物を大切にこだわって作っているさまざまな生産者の人への詳細なインタビューやレポートが書かれているが、そうしたつながりのなかで出会ってきた人々との関わりがこんどはお店の形になって、こうして我々が実際に購入できる場を作ったのであった。

お店のホームページは(こちら)。

そしてお店の場所が確かに分かりにくい。
ホームページではJR高槻駅からのバス利用の行き方が紹介されている。
JR高槻駅北乗り場②塚脇・下の口行きに乗車し、「塚脇」下車。約15分。
 バス停を降りたら、道路を反対側に渡って、バスの進行方向と逆にしばらく歩く。
 田んぼを左側に見ながら、その田んぼが終わったところを左折。
 右手に小さな坂道(服部連塚の表示があるところ)をしばらく登っていく。
 服部連塚の矢印の方(右折)に進み、つき当たりの白い家のところを左折。
 右手の角の家がスモールです。
 ぐるっと回ると入り口があります。

とのことで、「服部連塚」というのは小さい古墳のこと(こちら)。
そこで私なりにグーグルマップで文字を追加した地図はこちら。

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(クリックしたら大きくなります)

で、当初は私はここよりもちょっと西側の路地に迷い込んだのだが、かなり独特の面白い雰囲気をただよわせているエリアだったので、むしろ「さんざん迷ったほうが面白いぞ!」とオススメしたい気分であった。

営業時間11:00-18:00
日・祝・月 定休とのこと。

いろんなワークショップやイベントも実施されているので、自分もいつかここで何かやってみたい。

ここを訪れるお客さんには、まさに雰囲気はスモールだけど志のおおきい、ポジティブなエネルギーに満ちたまぁこ嬢と、食の安全やいろんなお話を楽しんで欲しいと思う!


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2016.07.21

アボカド好きにはマストなステンレス製専用カッターのはなし

最近やたらとアボカドを食べている。

このアボカドカッターがそれに拍車をかけている。

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by カエレバ

ほかにも同様のアボカド皮むき器はあるけれども、プラスチック製のものが多く、そういうのに比べるとこのステンレス製のカッターは、プロユースな雰囲気を漂わせている(アボカドのプロってなんだ)。

で、今回アボカドの皮をむくときに、このツールをブログで紹介しようと思い立ったので、写真つきで紹介する(わざわざ三脚を立ててインターバル撮影をした)。

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光り輝くアボカドのプロ用ツール。

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ノコギリ状になっているところで、アボカドをタテに切る。包丁だと種のところにガツガツ刃をあてることになるが、こういうグッズだと刃が痛むこともない。

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カッターの先端の「凹」の形状になっているところは、マニュアルによると、こうして種につきさして、グリグリと動かして種を取ることができるわけだが、これは初心者にはあまりお勧めしない。よくすべるから。

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このカッターはすこしスプーンのように湾曲しているので、皮から実を分離させるときにこのカタチがいい具合に入ってくれる。

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皮に少し残った部分も、こうしてすくえる。この状態で、いつもひとくち味見をする。

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ノコギリのところでそのまま実を切ることもでき、この道具でアボカドに関するすべてを網羅できている。すばらしい。

・・・そんなわけで、日々わたしはこのカッターでアボカドを食べまくっている。

とはいえ、あまり凝った調理はいつもしないので、もっぱら醤油につけて食べたり、卵かけ納豆ご飯に混ぜてみたりするのがマイブームである。

Trudeau アボカドカッター 0010-043
by カエレバ


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2016.03.25

先輩のつくる自然卵が美味しすぎる話と、高校時代に編集して先輩に差し上げたカセットテープの題名が、今みるとうっかり味わい深かったりする件

 人生であまり「先輩」と呼べる人を持たない私が、正真正銘に「先輩」といえるのが、高校時代にお世話になったムガくんである。

 ムガくんはご実家のある奈良県の月ヶ瀬で養鶏農場を営んでいる。

 梅の時期だったので、高校時代以来、かなり久しぶりに月ヶ瀬へお邪魔したのである。

 あらためてムガくんがどういうやり方で卵を生産しているのかをじっくり見させていただく。
 というのも、かなりの手間をかけて、自然卵をつくることにこだわっていて、

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 敷地の牧草を刈り取って、

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 細かく刻んで・・・刈りたての草の匂いに、いつもピンク・フロイドの『Fat old sun』という曲の一節を思い出す。

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 これを、よーく運動できてる平飼いのニワトリさんたちにエサのひとつとして与えているのである。

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 こんな健康的な環境で生きているニワトリさんの生む卵が絶品じゃないわけがない!!!!!!!

うまいよぉ~うまいよぅ~といいながらここ数日、卵ばっかりいただいてます(笑)

通販もやっているのです(こちら)!!

お箸でつまんでも簡単に切れない、弾力性の高い黄身におどろくよ!! 色も市販の卵とはかなり違っていて、すごく黄色い。


んで、ムガ先輩は自らが作り出すこだわりのオーガニックな卵そのままに当時から非常に素直すぎる人だったので、それをいいことに私は当時ハマっていたプログレッシヴ・ロックの曲やらU2やらいろいろな音楽をカセットテープに録音しては強引に聴かせて布教活動をしていた。

(つまりそれは1994年ごろのことで、先輩がいなくなったあとだったからか、そういった「音楽布教」に関わる活動意欲を、翌1995年に最初のフリーペーパーを作ることへと転化していったのだろう)。

しかし素直な先輩というのはすごいもので、ムガくんはその後もそんなカセットテープをずっと聴いてくれていたようで、今でもこうして飼料をつくる作業場のラジカセだったり、月ヶ瀬を走る自家用車のカーステレオとかで、私のつくったカセットテープをかけてくれていたりするのであった。

で、そのテープに貼るラベルシールに書いていたタイトルが・・・

・・・あ、ちょっと補足説明っぽくなるが、きっとそのとき、「マイベスト」とか書いたりするのがダサいっていう認識が充分にあって(昔、三谷幸喜だったりがそういうCMを作っていたような)、テープに何かタイトルをつけるのだけど、そこでテキトーに遊びを入れたくなった、っていうことなんだろうけど・・・・


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いやー、なんというか。

いまから21年ぐらい前の、1994年の高校2年生が書いたラベルとしてみると、

自分でいうのもなんだが、

「お、おう・・・
おもしろいやんけ、キミ・・・」
っていう気分になった。

たぶん、この高校生は今の自分よりもいいセンスしてるかもしれない。
このノリで、やがてこの高校生は「フリーペーパーを作ろう」ってなるわけか、と。

まったく記憶になかったラベルをみて、なんかあらためて「がんばろう・・・」ってなったのである。

しかし何度もいうが、よくこんなテープ聴き続けていたよなぁ、先輩よ(笑)。

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2015.10.24

フリーペーパー『スロウダウン』第4号 特集:食べる

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後輩・わかめさんのつくるフリーペーパー『スロウダウン』vol.4、2015年秋号。
特集テーマは「食べる」。

今号ではタテーシもインタビューを受けております。「よくかんで食べる人」として。
「よく噛む」っていうのは、かなり重要性を感じているテーマなので、これについてはいつかじっくり書いてみたい。

今回のこの特集、それ以外にも「食べ物のおいしさを引き出す人」「小食の人」「味覚障害の人」、それぞれの方々における「食べること」への語りがとても興味深いインタビューが掲載されています。

あと山田製油のごま油工場見学レポートも、とても気になります。

『スロウダウン』フェイスブックページはこちらー

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2014.05.06

『カントリーマアム』っていうお菓子があるのだ(真顔)。

「カントリーマアムって知ってた!? 」

と、このあいだ母に言われた。

いまさら何を言っているんだと思ったが、聞けば『カントリーマアム』というお菓子の存在を、母は最近まで知らなかったようで・・・。

母がとある場所で知り合いに出されて食べたときに、

「これ、どこで売ってるの!? とても美味しい!!」

とか言ってのけた模様・・・。

ウケた。けど、なんかこう、これらの一連の言動は「お嬢様育ちキャラ」を歪んだ形で示しているというよりかは、単なる「世間知らず」みたいなもんで、もう、なんと言ったらいいのか。
(そしてまた、自分自身もそういうネタが随所にころがっていそうで、人のこと言えない感もあるわけだが)

いまでは母親の傍らには袋入りのお得パックの『カントリーマアム』がストックされて置いてある。

たしかに過去に母親がこのお菓子を買ってきた記憶がないので、本当に母は『カントリーマアム』のことはノーマークだったんだろうと思われる。いまさらではあるが、このようにどこにでも売っているレベルのお菓子にハマれることは、ひょっとしたら幸せなことかもしれない。

↑りんご味っておいしそう。

そういえば思い出したが、最近「ハイレモン」の飲料タイプが売られているのを知って、「おおっ!」となっていた。これって80年代を子どもとして生きてきた自分には強烈な商品で、こういうマーケティング戦略には悔しいが、弱い。

で、いま調べたらハイレモンはかなり多方面に展開していて、ゼリーだったりアイスだったり、そういうバージョンもあるのな。
もともとはずっと単なる「懐かしい」ラムネ菓子だったはずなのに・・・
まるで「ずっと子供だと思っていた近所の坊やが、ある日気づいたら妻子持ちになっていて焦った」みたいな。



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2014.03.13

各都道府県でミスドが人口にたいしてどのぐらい店舗があるか、つい調べたくなった

しばしば、急に、ミスタードーナツのオールドファッションとか食べたくなる。
歩いて5分とか10分以内の近所にミスタードーナツがあったら、かなり頻繁に通う気がするなぁ、とふと思った。しかし幸いなことに(?)そういう環境ではなかった。

そこで思い立って、自分が住んでいる地方の店舗数をミスタードーナツのホームページで調べたら、想像以上に少なかった。

そして各都道府県の店舗数もそこで簡単に分かったので、それならばと、総務省のページから都道府県の人口統計を調べ、人口比でどれぐらいになるのかを計算してみたのが下のリストだ。上位に来るほど「ミスド密度」が高い都道府県になる。

こういう思いつきもネットとエクセルを使うと5分ぐらいですべての計算が完了したりするので、便利な世の中である。

(都道府県名につづく人数は「この人数あたり1店舗」という割合。そのあとの店数は、その都道府県すべての店舗数)


石川県 61211 人 19 店
福井県 61462 人 13 店
奈良県 63182 人 22 店
沖縄県 67096 人 21 店
北海道 76902 人 71 店
大阪府 77009 人 115 店
福岡県 82017 人 62 店
和歌山県 82334 人 12 店
三重県 83637 人 22 店
宮崎県 86616 人 13 店
愛知県 88417 人 84 店
秋田県 88584 人 12 店
広島県 89000 人 32 店
山口県 89438 人 16 店
兵庫県 89855 人 62 店
大分県 91154 人 13 店
長崎県 93867 人 15 店
滋賀県 94334 人 15 店
愛媛県 94334 人 15 店
熊本県 95106 人 19 店
山形県 96000 人 12 店
京都府 97223 人 27 店
岐阜県 98143 人 21 店
鹿児島県 99412 人 17 店
群馬県 99600 人 20 店
埼玉県 100167 人 72 店
岩手県 100231 人 13 店
宮城県 101087 人 23 店
千葉県 103250 人 60 店
福島県 103264 人 19 店
青森県 103847 人 13 店
佐賀県 105375 人 8 店
富山県 108200 人 10 店
香川県 109889 人 9 店
神奈川県 110574 人 82 店
東京都 111177 人 119 店
新潟県 111762 人 21 店
鳥取県 116400 人 5 店
静岡県 116719 人 32 店
茨城県 117720 人 25 店
島根県 117834 人 6 店
山梨県 121715 人 7 店
長野県 125412 人 17 店
岡山県 129067 人 15 店
徳島県 129334 人 6 店
栃木県 132800 人 15 店
高知県 150400 人 5 店

北陸の2県が1,2位であった。そして自分が住んでいる場所は、予想に反してちょうど中位ぐらいだった。で、私が生まれ育った奈良県が3位にランクインしており、「そうか、だから今まで自分はミスドがそこらじゅうにあるような気分で生きていたのかもしれない」ということに気付いたのであった。

東京があんがい下位にあって、人口の多さに比べてそんなに豊富にミスドの店舗が供給されているわけではなさそうだ・・・うん、まぁ、大都会だとミスド以外にもいろいろ選択肢が豊富なんだろうけど!

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2014.03.09

マグロに親近感

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はじめて観たときから、他人とは思えない気分にさせるこのマグロ。
「チャーリー・ザ・ツナ」という。

アメリカのスターキスト社による、ツナ缶のCMキャラクター
50年前からずっと活躍しているそうで。
なぜマグロがベレー帽にメガネなのか。そのツッコミどころを残しながらの50年。

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今日のmsnのニュースで、

F1engine

HONDAの新型除雪マシンに「FIエンジン」というのが搭載された、っていうそれだけのニュースなのだが、この見出しを目にして「FIエンジン」を「F1エンジン」と読み間違え、「HONDAマジかぁぁー!!? 除雪機にF1エンジンって!?」と思って記事をクリックしてその間違いにずっこけた人はワタシだけではないはずだ。たぶん。

や、だって、ホンダなら実際やりかねない、こういうチャレンジャーなこと。


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2014.02.19

焚火をみつめるような生き方:どいちなつ・著 『焚火かこんで、ごはんかこんで』

焚火の好きな人は、好きだ。

ここ数年、「焚火やりたい欲」が高まっている。
とはいえそもそも自分はアウトドア趣味から完全にほど遠い生活をしており、憧れだけを口にしては行動に移さないタイプに留まっている。むぅ。

そんな欲求をかきたてたきっかけは、古本屋で見つけた『焚火パーティへようこそ』という、各界の著名人が「いかに焚火が好きか」を延々と書き連ねていくエッセイ集を読んでしまったことである。

昔はそこらへんの空き地で行われていたという、完全にインディーズ路上ライヴ的な活動としての焚火。もはや平成の都市生活者にとっては非日常となってしまった焚火について、なぜ子どものときにもっとこういうことをしてこなかったのかと悔やみつつ「焚火、いいなぁ」と思いながら読んでいた。そして焚火経験を嬉々として語る面々にたいしても、なんだか妙な親近感を覚えたのである。なので、私にとっては「焚火の好きな人」というのは、きっと自分にとってものすごく親しみやすい人々かもしれない、と勝手に思い込んでいる。

そんななか、友人のオオタさんが編集した『焚火かこんで、ごはんかこんで』(どいちなつ・著、サウダージ・ブックス・刊)という本を読ませていただく。「焚火」と「ごはん」をテーマにしているとあれば、「焚火やりたい症候群」の私にとってはこれ以上ない本ではないか。

そして読んでいくうちに、この本は、面白い意味で私の期待を裏切ってくれたのである。

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どいちなつさんは料理家として淡路島に移住し、自然に根ざした健康的で素朴な料理を探求されている。そして海辺で焚火をかこんで、家族や仲間とごはんを食べたり語らったり、という生活を送っている。

そこで紹介されていく、どいさんの生き方やお気に入りのもの、そしておいしそうな料理たち。

この本は、焚火の好きな料理家が、透明で暗い空を遠くにいだきつつ、焚火の揺れる姿を見つめ続けるように日々の暮らしを味わい、そして焚火をするかのように注意深く、丁寧に時間をすごしていくなかで作られていく素朴でシンプルな料理の説明を、押しつけがましくなく、それこそ焚火の熱にあたるようにパチパチと、ぽかぽかと、提示している本だった。この「押しつけがましさのなさ」が自分にとっては「意外」だったのである。つい、どうしても、「どうですか、これが焚火の醍醐味ですよ、そしてこれが焚火で作る料理ですよ!」的なものを期待していたのであった。そういう傾向を想定しがちな自分のなかの「慣習」みたいなものの存在に気づかされた次第である。

焚火をみつめるように生きていく人、の姿がそこにある。
だから、決して物理的な焚火をせずとも、「焚火を見つめていくような生活」はおおいに可能である、そういうメッセージを受け取れた本だった。

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