Posts categorized "HOWE"

2016.08.28

ドアーズのワークショップ「古雑誌のページを切り取って封筒を作ろう」実施報告

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お客さんが1人来るか来ないか、っていう状況で、ドアーズのスタッフさんにも加わっていただき、なんとかワークショップを無事終えることができてよかったです。


とても楽しかった・・・というか、とっっっても勇気づけられたのは、今回参加していただいたのが、60代のお父さんだったこと。


奥様に先立たれ、ご自身の親の介護もするうちに、たとえば介護施設などで自分が入ったときのイメージとして、「女性の多い集団のなかに加わって、何らかのもの作り(などの各種アクティビティ)をする状況などに自分がスムーズに入っていけるようにしないといけない」と思うようになり、こうしたいろいろなワークショップを今のうちに体験しようと思ってドアーズに何度も来られているとのこと。

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「・・・!!」


うぉぉーー!! って、思った。


そういう問題意識でもって、「ものを創ること」に慣れようとすることそのものに、非常に感じ入るものがあったのである。いやホント、自分はこのお父さんに出会うために今回のこのワークショップを実施させてもらう運命だったんだ、というのが今になって思う結論であった。

しかも、こういう場所に一人で申し込んで、娘や孫のような世代と、机を並べてファッション雑誌とかを切り取って封筒を作るというのは、すごく勇気と根性が要るはずである。自分が同じような歳になったときに、果たして同じような意欲をもってこういう場所に来ることができるのか? そこで突きつけられる問いは、これからずっと抱えていくものかもしれない。

そして何より嬉しかったのは、このお父さんも含め、ドアーズのスタッフさんにもこの封筒づくりの愉しさを共有してもらえて、「想像していた以上に面白い」という感想をいただけたことだった。そう、頭で分かったつもりでも、本当に自分の手を動かしてみてはじめて分かる「うわ、これ面白い!」のポイントが、この作業にはあるんです。

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みんなの作品を並べて鑑賞。
こうしてオフィシャルな場でこのワークショップをするのは3回目なのだけど、毎回誰が作っても、見事にオシャレな封筒ができあがるのが、あらためて自分でも驚いてしまうところ。

透明プラ板のテンプレートの大きさや向きによる「制約」のおかげで、雑誌の好きな部分を切り取るときに、どうしても普段の自分では切り取らないであろう角度や方向でカタチをとっていくので、「いつもの自分では思いつかない、大胆でダイナミックな構図で画面を切り取ること」が可能になっていくわけで・・・って、これも文章で書いても本当に伝わらなくって、実際にプラ板のテンプレートを片手に雑誌のページを切り取ってもらってはじめて実感してもらえることかもしれない。

お父さんもこのワザを身につけたことだし、雑誌を見つくろって、封筒作って、お手紙を書いたりして、誰かに渡してほしいなぁ、とひたすらそのことを祈りたくなる気持ちになった。

そうなのだ、自分がもの作りを教えるというより、やはりこれは自分自身にたいする学びと修行の時間でもあり、そのことを含めてワークショップというものがあるのだと、つくづく思った。
関係者のみなさまには、ひたすら感謝。

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2016.06.14

Lilmagさんで『HOWE』新作とTシャツづくりZINEを扱っていただいてます

野中モモさんのLilmagにて、『HOWE』の22号(こちら)、そして最新作ZINEである『Tシャツ印刷であそぶZINE』(こちら)を扱っていただいております! ありがとうございます・・・! Lilmagブログでもコメントをいただいておりますー(こちら)。

たしかに今回のハウは、きわめてマンガに近い描き方をしていて、それもおそらく『かくかくしかじか』の影響かと思える。

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ちょっと前になりますが、Harukana showの2週連続トークの2回目、Grassroots Media Zine3号をめぐる、ジョン・ホッピー・ホプキンズのことやZINEそのものについての対話(こちら)。
次のハルカナショーでもタテイシは語らせてもらっています。EASYのことや、ハウができたことなど。ストリーム配信は日本時間土曜日の朝8時より。くわしくは(こちら)。

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最近の「なんとなくシンクロニシティ」。

先日、ご飯を食べていたら友人からLINEメールで「冷酷度チェック」っていうサイトのURLが送られてきた(これね)。
ひととおり回答して、私の得点は「61:あずきバー・レベル」だったのだが、そんな結果をめぐって友人とLINEでやりとりしつつ、ふと気づいたのが、たまたま私がまさに今飲食店で食べていたのが、人生で3度目ぐらいしかオーダーしたことのないと思える「冷やし中華」だったので、なんか苦笑い。

あ、でもこれから積極的に冷やし中華は食べるかもしれない。なぜ今まであまり外食時に食べなかったのかよくわからないけど。

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世の中にはありとあらゆる学術学会があるのだが、最近見つけたのが「日本ゴルフ学会」(これ)。学会の発行する雑誌は『ゴルフの科学』という。

もはや私にとってこれは「看板屋の看板問題」に通じるところがあるが、きっと学会の年次大会はゴルフ場で学会を開催し、懇親会とかはゴルフをプレーするんだろうなー・・・ということは容易に想像される。

しかし私の予想をさらに越えて、学会大会の要項をよく読むと、学会のなかでゴルフ場でプレーすることを「フィールドフォーラム」という名称でプログラムに組み込まれていたりする。それはシンポジウムでも研究発表でもなく、「フィールドでフォーラムする」時間なのだそうだ。もちろん、ゴルフ学会がれっきとした学問としてゴルフを扱っていることは否定しないが、それでもきっとこの学会に出張する先生たちは事務方から「単にゴルフで遊んでいるだけじゃないんですか」と言われまくってて、いやいや、何らかのフォーラムがそこで展開されているのだよ・・・ということで、この名称を考えついた人は、なんだかすごいとすら思う。

ほかにスポーツの名称がついた学術学会はほかにもありそうだけど、ゴルフ学会ほどにその主題となるスポーツをプレーすることが年次大会のプログラムに堂々と組み込まれることってどこまであるのか、ちょっと気になってくる。


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2016.06.05

あらためてシャムキャッツ"EASY"@京都磔磔のことと、ハウ22号のこと

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あらためて京都磔磔のシャムキャッツ「EASY TOUR」、ありがとうございました。D.A.N.とシャムキャッツの共演に、ZINEの作り手としてあの空間を共有できて光栄でした。

最近何度も聴いていた(そしてこのブログのサイドバーにも動画貼り付けさせていただいていた)マイブームの曲『忘れていたのさ』からはじまったり、アンコールのシメは『なんだかやれそう』で終わって、聴きたい曲がぜんぶ聴けた感じがうれしかったです。

ZINE SHOP側から椅子に立って壁際から眺めた磔磔のステージ、あの角度でまたシャムキャッツのライヴを観てみたい。


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今回もご一緒させていただいたミシシッピさんの「そばちょこ」、おそばを食べるときの入れ物は「蕎麦猪口」と呼ぶものであること自体、いままで分かってなくて、他にもいろいろな使い道がありそうで、何よりこのデザインの存在感にひかれてゲット。


そしてこの日から配布させていただいた新作フリペ『ハウ』22号、あらためて表紙はこんな感じ・・・

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テーマは『ヘタな英語でも、生き抜いていくために』。
ちょっと説教臭い内容ですが、英語を学ぶことについて思っていたモヤモヤをぶつけてみました。
表紙の絵は、ピンクフロイドの『炎』のジャケですね、まるまる。

開演前に夏目さんに渡したらさっそく読んでくださり、「僕もそう思ってました!」っていう感想をもらったので、なんだかすごく背中を押してもらった気分。

これからジワジワと配らせていただきます。


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2016.05.31

フリーペーパー『HOWE』vol.22が完成(4年ぶり・・・)

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「ハウ」の新作、できました。

今号のテーマは「ヘタな英語でも、生き抜いていくために」。
英語とのつきあいかたについて、思うところを書きまくってます。

まずは木曜日のシャムキャッツ「EASY TOUR」@京都磔磔に持って行きます。持って帰ってもらえると嬉しいです。

ちなみに今回の印刷も「京都カンプリ烏丸店」でお世話になったのだけど、カンプリの店舗によって両面印刷についての方針が異なっているようで、ここの店では「1時間程度乾かせば裏面に印刷してもいい」ということだったのが実に助かる。片面を終えた印刷物を置かせてもらって、店を出て四条通まで歩いて京都芸術センターでフライヤーとかチェックしにウロウロしたりCOCON烏丸ちょっとのぞいて帰ってきたら余裕で1時間は過ぎていった。

「EASY」が終わってからは、徐々にいろいろな方面で配布をさせていただきます。
よろしくです!

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2016.03.04

シャムキャッツ「EASY TOUR 2016」の京都公演@磔磔にZINE SHOPで出させていただきます

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シャムキャッツのイベント「EASY」が、今年は全国ツアーになっていろいろな街で展開されるとのこと。

そして6月2日(木)の京都公演@磔磔では、タテイシもZINE SHOPに出させていただきます! ヒョウ!

それまでにフリーペーパー「ハウ」が配布出来るように準備します!
他にも何かいろいろ作っていきたいです!

ライヴの状況的&時間的にその余裕があるかどうか分からないけど、できる範囲で毎度おなじみの「即興ZINEづくり」も出来るようにしたいと思ってます。

濃密な夜になりそうですっ!

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2016.02.07

昨日のハルカナショーでのポッドキャスト


毎度おなじみ、イリノイ州アーバナ・シャンペンからのコミュニティラジオ番組「harukanashow」の昨日の放送分「No.255, Feb.5, 2016, Tateishiさんの華麗なる南欧の旅と意外なマストアイテム」、ポッドキャスト版もアップされております。よろしければぜひ。
こちら

うつくしくない話題で申し訳ない気持ちもありつつ、ずっと多くの人に言いたかった「いかに携帯ウォシュレットがすばらしいか」を思う存分語れたので、とても満足感があります(笑)

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2016.02.03

仕切り直しのフリペづくり

 「最新号」がすでに4年前のものとなっていたフリーペーパーの新作は、取りかかって2年近く停滞したまま放置状態だった。
 それらをリセットして別のテーマで衝動的に作りたくなったから、仕切り直しに踏み切る。

 日々の落ち着かなさや慌ただしさは言い訳にならないのである。

 でも、そうやって重い腰をあげて少しだけ前に進むと、「締め切りっぽい目標期限」が予想もしないきっかけでやってきたりする。くわしくはまだ何も書けないのだが、そういうタイミングも含めて、これらが無事に完成までこぎつけられるように・・・と願う。

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 あと、今年は年明けからブログ更新頻度を意識的にあげております。だいたいこういうのは最初だけなんだろうけど(笑)

や、今年はブログ重視でいきますよー。

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2015.08.31

10/10(Sat) 渋谷O-West/O-nestでのシャムキャッツpresents「EASY2」のZINE SHOPに今年も参加させていただきます!!

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シャムキャッツによる豪華ライヴイベント「EASY」が今年も開催ということで、
EASY ZINE SHOPへ、今回もお声がけをいただきました。うれしいです!
(昨年参加させていただいたときに書いた記事は→こちら

・・・ええ、

「なんとか、なんらかの、『新作』が出せるように、がんばります。」

ということしか言えません、いま!!(笑)

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昨年のタテイシのブース。

(もし仮に『新作』が出せなくても)
長丁場のイベントなので、時間がたっぷりあることをいいことに、今回も「あなたの好きなテーマで即興でZINEつくります企画」やります、かならず!

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昨年、となりのブースだったサヌキナオヤさんにオーダーいただいたZINE。

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こんな調子になりますけど(笑)。
ライヴとライヴの合間にオーダーしてくれたら、高速で書き上げます!(たぶん)
「EASY」ご来場の記念に、ぜひ!(もはや観光地の『写真撮影します』的な風情で)

「EASY」について詳しくは(こちら)へ!!

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2015.08.11

PARC自由学校にてZINEの話をさせていただきました

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個人的にこの夏最大のイベントといっても過言ではない、ZINE『未知の駅』のさぶさんによるPARC自由学校での講座「あなたのZINEを名刺がわりに!:リトルプレス制作のススメ」におじゃまさせていただいた。
一連の講座やワークショップを経て、多様な受講生のかたがたによる合作のZINEができていたり、連続講座ならではの、受講生どうしのつながりが深まりつつあるなかに、このタイミングであれこれとZINEづくりをめぐる話をさせていただいた(ていうか、話長すぎてすいませんでした、っていうぐらいに・・・)

そしてこの日の受講生およびスタッフのかたがたに向けた「限定10部のZINE」として、主に後半部分のトーク内容を要約した(あいかわらずの手書きスタイルで読みにくいかもしれない)冊子を作ってきたので、配布させていただく。最初につくったフリーペーパーも10部のみ印刷したので、初心に帰った気分でもあり。喜んでもらえたようでうれしい。

ここではカルチャーセンター的な「つくりかた」を教えこむ講座というのではなく、「ZINEなんかに興味を持ちつつある自分たちが、今までどういうことをやってきて、これからどうしていこうか」っていうことを、ちょっと知らない人たちをまじえて、手を動かしながら、頭をひねりながら、ぽそぽそと語っていけるような、そういう「空間と作業」の場なんだろうと思えたので、なおさらここに来させてもらうことができて嬉しかったのである。

つまりそのちょっと面倒くさいかもしれない「ぽそぽそ感」みたいなもの、それをひっくるめてZINEづくりがあると思っていて、それが先日、まさにさぶさんらと実施したカルチュラル・タイフーンで言わせてもらった「ZINEは動詞として捉える」っていう感じに通じている。

だから、ZINEをテーマにした講座ではあるものの、ここで得られた刺激を糧にして「ZINEじゃなく、明日から陶芸をやろう」とかでも全然いいと思っている。ただし、その場合は「ZINEづくりにも触れたことのある陶芸づくりの人」という存在になっていたりするわけで、常に何らかの創造性や好奇心を発揮する、そのかたわらに「ZINEを使って/作って、何かをするというオプション」がついている、そういうのってとても素敵なことだと思う。

そんなわけで、自分の話を聞いて「何かやってみよう」って思ってもらえるべく、ZINEやDIYの話や市民マラソンの応援の話やお面づくりの話などなど、楽しんで聴いてもらえそうなネタをありったけぶつけてみた。

ちなみに「市民マラソンでJリーグのユニフォーム姿のランナーさんを応援する話」のとき、例としてJリーグのクラブ名のコールを実演するべく、そのときとっさに浮かんだクラブ名がなぜか、どういうわけか「ジュビロ磐田」だったのだが、何とその場にいた受講生のなかに、よりによってジュビロのサポーターの方がいたというのは、シンクロニシティというか奇跡というか。こういうことがあるから人生って素敵。(現在Jリーグのクラブは1部から3部まであわせたら53チームあるので、なかなかの確率)

あらためて、東京に呼んでいただくべく苦心されたであろうさぶさんやPARCのあさださん、そして受講生のみなさまに感謝。またZINE読ませてください!!

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そしてせっかく東京にきたので、翌日は汐留のパナソニックのミュージアムでやっていた「アールヌーヴォーのガラス展」にいってみたり。顔に似合わず私はアールヌーヴォーもガラス工芸も好きなので、これはとても興味深かった。iPodでアンビエント・ミュージックを脳内に流しながらガラスを凝視していれば、恍惚トリップ状態に近い、ハイな楽しみ方ができた(笑)。ちなみにこれ、HPやチラシで紹介されている代表的な展示作品より、他に展示されていたやつのほうが個人的に超ハイテンションな作品がわりと多くて、予想以上にブッ飛んでて美しく綺麗で超絶技巧な作品があったことも付け加えておきたい。

それともうひとつ、新橋の赤レンガ通りにある田宮模型の直営店「プラモデルファクトリー」にも行ってきた。もはやプラモデル作りは遠い昔にやったきりではあるが、自分のなかの子どもの部分がキャアキャアと叫びたくなるような気持ちになれる場所で、ここもある種の「癒やし空間」なのであった(だからこそ、新橋という場所にあるんだと思う。スーツ姿のおじさんたちがこぞって仕事帰りに癒されているはずである)。ていうか、正直こんな店がもし近所にあったら、間違いなくプラモ作ったりRCカーにハマっていきそうなので、東京にあるぐらいがちょうどいい(笑)

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そして2階フロアでは、土日は親子でミニ四駆を作ったり長いコースで走らせることができる場所になっていて、ガラス越しに見学もできるのだが、これが痛快な様相を示していて、ある種のカオスなレーシングサーキットと化していた。最近のミニ四駆のスピードの速さがとんでもなく、それに伴って大量のクルマがあちこちでコースからはみ出て飛ぶわクラッシュするわ他のマシンをなぎ倒すわで、それでもトータルでみると楽しくて穏やかなひとときを過ごせる場所になっているのであった。親子でミニ四駆を工夫して改造して作り合うっていうのは、これは間違いなく素晴らしい趣味なわけで、田宮模型の慧眼というか企業戦略には、それこそ子どものときから今に至るまで、人生でずっと感心させられっぱなしである。

こうして書いてみると、ZINEだったりガラス工芸だったりミニ四駆だったりと、「ものづくり」をめぐる東京滞在になっていたことに気づく。強引なまとめとしては(笑)。

★そうそう、実は最近私もこのマンガ ↓ まで買って読んでしまったりする(笑)。オトナがミニ四駆にハマるとどうなるか、っていう作品。熱いです。

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2015.06.14

カルチュラルタイフーン「En-Zine(Zineの輪):反時代的対話醸成装置」のセッションを実施しました

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ひさしぶりにカルチュラル・タイフーンというイベントに関わることができ、貴重な機会をいただいた小笠原さん、麦子さん、さぶさんに感謝です。そして来ていただいた方々、朝一番のセッションにも関わらず、ありがとうございました。

「そもそもなぜフリーペーパーやZINEを作ろうと思ったのか」というかなり初発の部分を整理して、それを伝える作業を通して、いろいろと再確認できる部分があった。
実家のどこかにあるはずだけど、なかなか見つからなかった、「自分にとってのすべてのはじまり」である別冊宝島『メディアのつくり方』もこのイベントにあわせて別途古本で調達して持ってきて、自分のZINEに並べて置いてみたり。久しぶりに読み返すと、思っていた以上に「この本、やっぱり、おかしい!(いい意味で)」っていう内容だったので、これはこれでまたどこかでじっくりネタにしてみたいと思っている(さぶさんもセッション前にこの本を手にして「すごい!」と唸っていたのが印象的)。

さぶさんとは、この日が初対面なのだけど、じつは数年前に、私の『HOWE』をくださいというお便りをくれたので、手紙を添えて送ったことがあった。「フリペに手紙が添えられていたこと」が本人にとってインパクトがあったとのことで、そのときを振り返ってさぶさんは「まだあのときの手紙の返事は書けていませんが・・・」っていう、とてもオシャレなセリフでもって表現してくれた。ZINE的なるものに初めて触れた経験が『HOWE』だったというのも本当に光栄で、こうして遠くに住む知らない人に送ったフリペと手紙のリアクションを、その数年後に、本人から直接このようなかたちで返されるという、なかなか得がたい経験をさせていただいた。

麦子さんやさぶさんのプレゼンで共通して出てきたことについて印象的だったのは、たとえばさぶさんにとっては「オルタナティブな生活を送るためにはどうすればいいか」の、その解決方法そのものを提示するだけでなく、解決に至るプロセス自体の楽しさを伝えたいというのがあり、そして麦子さんにとってもZINEというのは「途中経過をカタチにすることができるツール」として捉えることが語られていた。
それはつまり、早急に答えなり結末なり結果を出しがちな現代社会の「極端走り」に抗う姿勢でもある。ZINE(というか個人がつくるオルタナティブ・メディア全般がそうなのだろうけど)が果たしうる可能性としては、その「中途半端さ」であり「いいかげんさ」であり「神出鬼没さ」だったりするわけで、その「煮え切らなさ」こそを大事にしていきたいところでもある。

そして小笠原さんが最後に「良い意味での『押しつけがましさ』」っていうフレーズを提示していて、それもZINEならではの感覚かもしれないと思った。「読む/読まない」っていうのは、あくまで商業的な判断基準であったりするのだが、ZINEやフリーペーパーは得てして、そういう枠組みではないところから読者の手に「押しつけるかのように」もたらされる場合があって、そのあたりの感覚が、さぶさんが『未知の駅』の創刊号を「ヒッチハイク」というテーマで始めたことをなぜか想起させ、なんとなくその両方の感覚が似ている気もだんだんしてきた。そうか、フリペやZINEってヒッチハイクに似ているかもしれない。いま書きながら気づいた。

そうして私が最後に言わせていただいたのが、「ZINE」を名詞ではなく、動詞的に捉えていこうということだ。行為のプロセスそのものがZINEであり・・・っていう感覚(そう思うと、浜松の「ZING」は、そのネーミングそのものがまさにそのことを示唆しているのであった)。
そのへんのことも含めて、夏のPARC自由学校でもうちょっとじっくり話ができたらいいなと思いつつ、さぶさんとの夏の再会を約束して帰ってきた。

ちなみに写真にあるように、各自が持ってきたZINEや関連資料を会場で並べてみたのだが、机の真ん中あたりにあるのが、元来よりサッカー文化論をテーマにカルチュラル・スタディーズを行ってきた小笠原さんが持ってきた超秘蔵資料・・・スコットランドのサッカークラブ、セルティックやレンジャーズ等々の、ファンが作るZINEたちである。今回のセッションでそのことについて触れるチャンスがなかったので、ぜひこれらのフットボール・ZINEをめぐる小笠原さんの話を、(マニア根性丸だしで)個人的にいろいろ聞いてみたいのであった(笑)。いつかまた近いうちにそういう機会があることを願いつつ。


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