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2017.07.31

ペンギン・ブックスの関連グッズっていい味だしてる

たまたま丸善の大きい店舗にいったら、洋書コーナーの隅っこに、ペンギン・ブックスの装丁をモチーフにしていた折りたたみ傘がディスプレイされていて、買いそうになった。でも自分としては折りたたみ傘は「軽量命、デザイン二の次」という考え方なので、踏みとどまった。

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調べたら案外、ほかにもペンギン・ブックスのグッズがあるのな。
でも日本語で調べてもあまりうまくヒットしなかった。
どこで買えるんだこれ、っていう。探せば日本でもあるのだろうけど。
ちなみにアマゾンでも「在庫切れ」っていうのが多い。

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と、ここまで盛り上がっておいて、私はケルアックも読んだことないんだが。
もっと言うと、洋書そのものを持ってないやん、っていう(笑)

でも欲しくなるな、この独特の味わい。

それにしても「ペンギンブックス 折りたたみ傘」で検索しているのに、日本語のグーグルはなぜ「Suica」のペンギンのグッズばかり推してくるのだ!? 全然違うやん!

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2017.05.27

「生活学校」とか「狂気」とか「HP」とか(なんのこっちゃ)

 奈良の名物カフェ「くるみの木」がプロデュースしている、奈良町の「鹿の舟」で「生活学校」というのがあって、「誠光社」を立ち上げた堀部さんが講師の「よむ」というのがあるとA氏から教えていただき、参加した。最近はこういう催しに参加することがなかなかできておらず、そして堀部さんにはかつて『DIY TRIP』のZINEに関していろいろとお世話になりつつ、そして京都に住んでいながら実はまだ誠光社にすら行っていないという不義理もあったので、この機会にお目にかかれてよかった。

 都合により初日のプログラムしか参加していないのだが、その日の午後のメインテーマがサリンジャーについていろんな角度で解説してもらう内容で、いろいろ知らなかったことを学ぶことができ、なんだか「堀部先生の演習ゼミ」みたいな雰囲気を楽しむ。ちなみに年齢幅がわりとあったはずの聴講者12名ぐらいのなかで、『ライ麦畑でつかまえて』を読んだことのある人・・・で、自分だけが手を挙げていた。堀部さんにとっても意外だったみたいで。ちなみに堀部さんは僕と同い年である。おたがい、適切に「こじらせ」ていたんだろうな、若い頃。
 初夏を思わせる陽射しと、和室を通り抜ける風のさわやかさが身に残る、静かな午後を過ごした。

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 こじらせ、といえば。
 高校生ぐらいのときは何度聴いてもあまりピンとこなかったピンク・フロイド『狂気』だが、たとえばこんな日の朝に通勤途中で歩きながら聴いていてラストの『Eclipse』にさしかかったとき、ふいにどういうわけか急に目頭が熱くなるような感じになって、それは歳を重ねてようやく『狂気』の描く普遍的なテーマ性を理解できるようになったからなのか、単に人生に疲れて精神的にまいっている40オヤジになっただけなのか。それはともかく、いまひたすらピンク・フロイドを聴きまくっている。

 ちなみにこの13年ちかく続くブログの歴史上もっともツイッター界隈で反響を読んだ記事のひとつは、ピンク・フロイドの評伝本についてのネタ、「本を読んでいて久しぶりに心底驚いたこと」(こちら)なのであるが、最近になってこの本の「下巻」をようやく読み終えた次第。つまりそれだけ後期フロイドには関心がなかったのだが、それも加齢とともに変わってきていて、最近は『ザ・ウォール』とかも体になじんできたところ。

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 自宅のパソコンがいよいよヤバい感じになってきたので、買い換えの決断を下す。訪れた電気店でヒューレット・パッカードのオーダーメイドPCを検討していたときに、HPの担当者の人がいろいろと説明をしてくれて、自分好みのスペックを一緒に検討することに。そのなかで最近よく聞く「SSD」のハードディスクについて、「従来のハードディスクとは比べものにならないぐらい、読み込みが速いんです」と教えてくれて、でも現状だと最大で256GBぐらいしか搭載できず、それだったら従来のHDDの1TBを選ぼうかなー、と迷っていたときに、担当者の人が「確かに現状ではSSDの容量はまだまだ少ない」ことを認めつつ、

「まぁ、SSDの速さを知らないままでいるのも良いかもしれません」

と言ってきたのがミョーにウケて、それで私はこの担当者さんに任せてこのHPでパソコンを買おうとその場で決めた。
なんというか、余裕やユーモアを感じさせる接客って、いい買い物をしたと客に思わせるうえで大事だなーと。

あとHPのオーダーメイドPCだと、マウスやキーボードも「なし」で買えるのが非常にありがたい。他のところで本体だけを買おうとしてもなぜか余計なキーボードがくっついてきたりしていて、「本体だけ欲しいヤツは本当に本体だけでいいんじゃないのか!?」と思っていたところだった。

ちなみにキーボードは、もう「東プレ」のREALFORCE以外は使いたくないのである。テンキー無しのバージョン。
まさに「これを使ったらもう元には戻れない」と言える打ち心地。こればかりは「高いだけある」と納得せざるをえない逸品。でもたくさんの人がこれに目覚めて信者になったら価格下がるかもしれないから、みんな買え!

「椅子」と「クツ」と「キーボード」って、どれも「体の動きを受け止める道具」だから、そういうアイテムに関してはできるだけ良いクオリティのものを使いたい。


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2017.05.07

無印のA4サイズ脚付トレーでサイドテーブルっぽいものを作ってみる

 今まで自宅では、椅子に座るかベッドに転がるか、という2種類の姿勢しかできておらず(地べたに座るとどうしても足がしびれるのである)、いつも通っている鍼灸師さんから、「もう少しくつろいでリラックスできる体勢を取れるようにしたほうがいい」とのことで、ソファを買ってはどうかと提案された。
 私は部屋の大きさのこともあり、いままでソファを買うという選択肢をまったく検討してこなかったのである。しかし鍼灸師の先生から勧められたもの・コトは今までほぼ確実に導入しており(もしヘンな壺を買えと言われても二つ返事でお金を払ってしまいそうな勢いだ)、そのアドバイスに従いこの春はずっと「一人用ソファ」を探していた。そして結果として落ち着いたのが、無印良品のラウンジソファとオットマンのセットだった(最近値下げされたのも大きかった)。

 で、ソファでくつろげる生活がはじまり、「なんでもっと早くこういう生活をしなかったのか」と思いつつ、そのうち飲み物やTVのリモコンを置けるようなサイドテーブルが欲しくなってきたので、手頃な大きさや価格帯のものをいろいろと探していたのである。しかし自分の納得するものがなかなか見つからなかった。

 そうして五月の連休になり、無印良品の売り場を歩いていて、近年になって発売された「A4トレー」の組み立てサンプルを眺めるうちに、「これってサイドテーブルにできるのでは?」とひらめいたのである。

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まずこの「A4脚付トレー」が、上側にくる。その下に、

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この「A4仕分けトレイ」を合体させるのだが、この底面が、

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このようになっていて、「脚付トレー」の底面とは違って平たい状態になっているので、これにより以下のパーツを接着できると思ったわけだ。

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東急ハンズで、ちょうどA4サイズに収まる大きさの、厚さ1.5cmの板を買ってきた。それに小さいキャスターを木ネジでとめていく(木の板には念のためニスを塗っておいた)。

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この「はがせる強力両面テープ」を用いたのは、単に自宅にストックがあったからであり、特に深い意味はないが、こういう分厚い系の両面テープのほうがいい。その横のラベルはキャスターについていたもので、念のため写真におさめておいた。

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若干スペースがあまっているが、まぁこれぐらいならいいか、という適当な感じでそのまま貼り合わせ。

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木の板の素の色が気になったので、グレー色のマスキングテープを貼ってみるとちょうどいい感じに。

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これは作ってから気づいたのだが、ラウンジソファの後部の骨組み部分にうまく収まるので、使わないときにはここに寄せておけばいいなと思った。これは偶然の産物。

というわけで、5000円ぐらいで自分の使いやすいサイドテーブルが手に入った!


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2017.03.24

「マーチエキュート神田万世橋」で開催の「Anonymous Camp」にて、シャムキャッツがプロデュースする「EASY展」に出品させていただきます。

 東京の神田、マーチエキュート神田万世橋というなにやらステキな場所で開催される「Anonymous Camp」という期間限定マーケットのイベントにおいて、シャムキャッツがプロデュースする「EASY展」が行われるとのことで、いままで「EASY」に参加した作家さんたちにお声がかかり、私も今回出展させていただくことに。(自分のうっかりミスで参加表明が遅くなってしまい、関係各位にご迷惑をおかけしつつ・・・)

このタイミングで、今回はじめてリリースする新作アイテムがこれ。

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「DIYぽち袋作成キット」。
以前の「EASY TOUR@京都」で出展した「封筒づくりキット」が、ちょっと大きすぎるのと、分かりにくさがあったんじゃないかという感じがしたので、より小さく(手の平サイズ)、かつ封筒よりも実は使用頻度が高そうな「ぽち袋」に焦点をしぼってみた。

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こうして好きな雑誌のページを、テンプレートを使って切り抜いて、折込んでいく。
接着は両面テープの幅の狭いのを使ってみたり、いろいろと。

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なぜか、どういうわけか、封筒とちがって「ぽち袋」のサイズになると、完成品もどことなくファニーだったり、ジワジワくる笑いがただよう感じがする。自分としてはそこにあらたな可能性を感じている。

上の写真のぽち袋の作例サンプルは、このブログの記事のために作ってみたもので、「EASY展」に向けて送った作例サンプルはまた違ったものになっている(急いで作って速攻で東京に送ったので、写真を撮り忘れていたのだ)。現地に置いてある(であろう)ぽち袋のサンプルをみて「カズダンスかよ!」とか「なぜ女優の小林聡美なんだwww」とか思っていただけるとうれしい。

会期は2017年3月24日(金)~3月30日(木)
時間:11:00~21:00(日曜、祝日のみ20:00まで)
そして29日、30日はシャムキャッツのメンバーが2人ずつ日替わり店長でやってくるとのこと!


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2017.03.04

さいきんのこと:プレステVR、デロンギ、『繁栄』、三谷幸喜と清水ミチコの対談について

 先日同僚のタスク家におじゃましたときに、最近話題の「プレイステーションVR」があって、ちょっと遊ばせてもらった・・・いやはや驚異の体験とはまさにこのことで、ゲームの世界に没入するというのは、文字通りの意味でこのVRという装置が叶えてしまった。

ファミコンをはじめて触って以来30年近くが経ったが、家庭用ゲーム機はついにここまできてしまったのかと、何か踏み込んではいけない領域を垣間見た気分で、「すげー!!」と叫びまくってしまった。当然、プレイ中は周囲に頭とかぶつけないようにしないといけないわけで、バーチャルの世界に埋没するがゆえに気をつけないといけない物理的状況を、現実的に配慮しないと危険なのである。当たり前といえば当たり前なのだが。

 実際にVRに対応したゲームの世界では、こちらの自由意志による視点移動を現実世界のそれのようにあらゆる角度で表示することを可能としている。つまり走行中の車のなかにいて、後ろをふりかえってみると、こちらの首振りのスピードに合わせて後部座席に映る景色をスムーズに見せてくれるわけだ。ふー。

 タスク氏はこのVRをまだ自分の子どもたちにはプレイさせておらず、それはとても賢明な判断だと思った。物心ついたときからこうしたバーチャル・ゲーム機器で遊びまくることで、いざ自分が生身の状態で運動をするときに、どうしても物理状況における限界、「身体が動き得る幅の狭さ」みたいなものを感じてしまい(動きにくいし、失敗したらケガも怖いし、いいことがない)、リアルな運動に興味を抱かなくなる子供が今後増えていくんじゃないかと想像してしまう。あくまでもバーチャルが楽しいのはリアルとの比較があるからなのだが、こうしたバーチャル・ゲームの流れが不可避となると、大きい目でみたときにどういう影響が浸透していくのか、見守っていくしかないのだろう。

 ちなみに、ゴーグルで映像を見せる装置という観点でいけば、このVRをつけたときに真っ先に感じたのは「まるで映画館にいるみたい」ということだったので、寝たきりの人とかがDVDの映画を楽しむときの補助具というような方向性も今後発展していくのだろう。


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いまさら驚くべきことではないのだが、住んでいる場所がとても寒く、部屋が冷え冷えとしており、エアコンだけでは限界を感じていた。しかし改めて賃貸契約をみると、燃やす系の暖房機器は使えないので、最近思い切ってデロンギのオイルヒーターを買ったのである。

 いままでオイルヒーターの導入をためらっていたのは、「置き場所によって性能が発揮できるかどうかが決まる」とか、「すぐには部屋が温まらない」という情報が、どうもひっかかっていたからである。しかし、ためらっているあいだにも部屋は寒いままであり、「ないよりはマシだろう」と買ってみたわけだ。

 そして結論からいうと「たしかに、いったいどこに置くのが正解なのかが分からない」ということだった。いちよガイダンス通り、もっとも寒くなりやすい窓際に置いているのだが、あまりにカーテンや壁にヒーターを近づけすぎると危険らしいので、このポジショニングが実に中途半端なものになるのだった(電源コードとコンセントの関係も考慮しないといけないし)。そして案の定、あまり温かさを感じることはない。

 これは何かに似ているなぁと思ったら、それは「どこのポジションが最も適正なのか分からないままのサッカー選手」だった。チームを去るときまで、結局どこのポジションがベストだったのか分からないままの選手はかなり多い。そのモヤモヤがまさにいま、オイルヒーターという物体として私の日常に、ささいな懸念事項として存在しているのである。

そういう意味ではかなり人間くさい器具かもしれない。そう思うと愛着すらわいてきた。寒いけど。

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 最近読んだ本でダントツに面白かったのが、マット・リドレー・著『繁栄―明日を切り拓くための人類10万年史』 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫、2013年)だ。

「いろいろ言われているけど、世界はこの10万年単位で、確実に『良く』なっている」というのがこの本の主張なのだけど、その是非はともかく、人類の繁栄のキーとなったのが「分業と交易・交換」という概念であるというポイントはとても示唆的だ。あるアイデアを、他人とシェアしたり、交換しあうことで、新たなアイデアが生まれていくということをひたすら繰り返してきたからこそ、人類は生きのびることができたというのがこの本全体を通して検証されている。

このネット時代だとなおさらその「分業・交換」のプロセスは予想を上回る規模とスピードで行いうるのだから、そうしてまた新たな課題解決に人類は取り組み、乗り越えていけるのだろう・・・という前向きな気分が読後感として残るので、ひろくオススメしたい一冊。

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あ、あともう一冊、このシリーズをいままでなんでスルーしてきたのだろうと後悔していて、このごろジワジワと集めて読みまくっている。三谷幸喜と清水ミチコの対談集。

もともとはFM番組での喋りを文章化しているのだけど、なんかこう、言葉のテンポや相手の発言への切り返しとか、文章だからこそできる「ある種のカタチやパターン」において、読み手を引き込んで、笑わせる技術に昇華させていて、この二人の絶妙なレベルでの掛け合いが、読んでいて爽快なのである。

ちなみに「むかつく二人」の文庫版は6年前に出たものだが、巻末の解説はいまをときめく星野源が書いていたりする。



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2016.09.12

『TED TALKS:スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド』&TEDICTのアプリが素晴らしい件

 出たばかりの新刊書をすぐ買って読むことは少なくて、ましてそれを人に勧めるのも稀なのだけど、この本は強烈にマジでおすすめ。
 この本はTEDが発展してきた歴史的展開をふまえつつも、それぞれの章において実に巧みに「プレゼンテーションの実践的ハウツー」を余すところなく紹介しており、きわめてストレートすぎるほどの「実用書」だった。と同時に、この本で実例として触れられているTEDトークの数々も、まだ観たことのないものが多くて、それらをすかさずネットでチェックしたくなるという意味では、「TED自体のPRプロモーションの本」としてもバッチリ狙い通りだったりする。

 特にこの本で繰り返し強調されているのは、ひとつのトーク、ひとつのプレゼンは「聞き手を旅行に誘うようなもの」というコンセプト。話者は旅行プランナーであり、観光ガイドであるわけで、「いかに面白い旅を提供するか」という切り口で捉えると、どこでみんなの注意をひきつけ、どこで「景色を味わってもらうか」を考え、どこまで自分の言いたい説明を、旅への興味を削ぐことなく伝えていくか・・・などなど、あらためてプレゼンの準備において大事なものがどういうことか、考えさせられる。

 というわけでこの本を読みながら、終始「うまい・・・さすがや・・・」と、唸った。つまりこの本の内容として、お客さん目線で知りたいことを知らせ、熱い気持ちにさせつつ、しっかりと自分たちの言いたいこともページの隅々に染み込ませていて、その方法論そのものが、まさにTEDが目指しているありかたにも通じていることがわかる。だからこの本を通して学べることは、今後もTEDの壇上にあがるようなことがない人々(ほとんどがそうだ)にとっても十分に役に立つわけで、もはや人前でのスピーチだけでなく、広くコミュニケーション全般において忘れたくないネタが満載の、買って読んで損はない一冊となっている。

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 ちなみにTEDの動画を用いた英語のリスニング教材のアプリで「TEDICT」というのがあるのだが、これが実によく出来ていて、ゲーム感覚でTEDのトークをネタに「リスニングしながら単語並び替え作文」ができてしまうので、移動時の暇つぶしには最適。私のiPodにはこれに加えてウィズダム2の辞書アプリも入れていて、分からない単語はTEDICTの画面からコピーしてすぐに調べられるのでこの組み合わせは今のところ最高だ。
 TEDのお気に入りトークをひたすら聞き続けるわけだから、話の内容も英単語も染み込んでくる感じがあって、かつ「英語を勉強している感じがあまりない」というのもポイント。数多くの英語教材が「日常会話の例文」を覚えさせようとして、もちろん大事なのは分かっているけど、どうしても「わざとらしい会話」に感じてしまって覚える気になれない自分にとっては、いやホント、良い時代になったと痛感している。少なくともこの分野においては。
 TEDICTについてはこちらの記事など!


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2016.08.28

ドアーズのワークショップ「古雑誌のページを切り取って封筒を作ろう」実施報告

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お客さんが1人来るか来ないか、っていう状況で、ドアーズのスタッフさんにも加わっていただき、なんとかワークショップを無事終えることができてよかったです。


とても楽しかった・・・というか、とっっっても勇気づけられたのは、今回参加していただいたのが、60代のお父さんだったこと。


奥様に先立たれ、ご自身の親の介護もするうちに、たとえば介護施設などで自分が入ったときのイメージとして、「女性の多い集団のなかに加わって、何らかのもの作り(などの各種アクティビティ)をする状況などに自分がスムーズに入っていけるようにしないといけない」と思うようになり、こうしたいろいろなワークショップを今のうちに体験しようと思ってドアーズに何度も来られているとのこと。

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「・・・!!」


うぉぉーー!! って、思った。


そういう問題意識でもって、「ものを創ること」に慣れようとすることそのものに、非常に感じ入るものがあったのである。いやホント、自分はこのお父さんに出会うために今回のこのワークショップを実施させてもらう運命だったんだ、というのが今になって思う結論であった。

しかも、こういう場所に一人で申し込んで、娘や孫のような世代と、机を並べてファッション雑誌とかを切り取って封筒を作るというのは、すごく勇気と根性が要るはずである。自分が同じような歳になったときに、果たして同じような意欲をもってこういう場所に来ることができるのか? そこで突きつけられる問いは、これからずっと抱えていくものかもしれない。

そして何より嬉しかったのは、このお父さんも含め、ドアーズのスタッフさんにもこの封筒づくりの愉しさを共有してもらえて、「想像していた以上に面白い」という感想をいただけたことだった。そう、頭で分かったつもりでも、本当に自分の手を動かしてみてはじめて分かる「うわ、これ面白い!」のポイントが、この作業にはあるんです。

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みんなの作品を並べて鑑賞。
こうしてオフィシャルな場でこのワークショップをするのは3回目なのだけど、毎回誰が作っても、見事にオシャレな封筒ができあがるのが、あらためて自分でも驚いてしまうところ。

透明プラ板のテンプレートの大きさや向きによる「制約」のおかげで、雑誌の好きな部分を切り取るときに、どうしても普段の自分では切り取らないであろう角度や方向でカタチをとっていくので、「いつもの自分では思いつかない、大胆でダイナミックな構図で画面を切り取ること」が可能になっていくわけで・・・って、これも文章で書いても本当に伝わらなくって、実際にプラ板のテンプレートを片手に雑誌のページを切り取ってもらってはじめて実感してもらえることかもしれない。

お父さんもこのワザを身につけたことだし、雑誌を見つくろって、封筒作って、お手紙を書いたりして、誰かに渡してほしいなぁ、とひたすらそのことを祈りたくなる気持ちになった。

そうなのだ、自分がもの作りを教えるというより、やはりこれは自分自身にたいする学びと修行の時間でもあり、そのことを含めてワークショップというものがあるのだと、つくづく思った。
関係者のみなさまには、ひたすら感謝。

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2016.08.01

「上司の故郷に一人で勝手に行ってみる旅」をしてきた(その1)

 私の上司のSさんはとても地元愛の強い人で、生まれ育った愛知県・豊川や豊橋の話をよくする。とくに出身高校に強いこだわりを見せるので、私はSさんが高校時代にお世話になった、珍しい名字の「朧気(おぼろぎ)先生」という数学教師のフルネームだって暗記できてしまっているほどだ。高校を出た後、郷里を離れて京都の大学にきて、そのまま40年ちかく関西で暮らしてきたSさんにとっては、豊川で過ごした高校時代というのがきっと輝かしいノスタルジックな思い出になっているのであろう。

 しかしSさんにとって幸か不幸か、そういう郷土の美しい思い出を語っている相手としてのタテーシが、これがまったく郷土愛のかけらもない、むしろ地元のことを嫌っているフシもあり(ほぼ「せんとくん」のせい)、かつ、「旅に出たくなるネタ」を日々追いかけているような輩であることだった。こうして職場で日々Sさんから発信される豊川・豊橋をはじめとする東三河関連の情報に接するうちに、当初は(自らの郷土愛の薄さゆえに)その熱い地元推しのスタンスそのものを面白がっていたのが、Sさんの思い出話における固有名詞に慣れてくると、これらの地域に対する妙な親近感が芽生え、「これは実際に行ってみないと」となったわけである。

 なにより、この地方で伝統的に行われている「手筒花火」のお祭りがかなりファンキーでダイナミックな様相を見せており、どうせならその時期に合わせて行こうと考え、ようやく今年の7月末、まさにSさんの地元の国府(こう)にある大社(おおやしろ)神社での手筒花火の日にあわせて訪問することとなったのである。

 まず新幹線で豊橋駅に降りる。

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 豊橋市のマスコットキャラクター「トヨッキー」の出迎えにもあまり驚かないのは、すでにSさんから何度も見せられているからであろう。

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「トヨッキーにたいして言いたいこと」はいくつかあるが、それは職場でSさんに伝えておけばいいだろうと思い、何も書かずにやり過ごす。


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 さて、まず向かったのは豊橋駅からすぐのところにある「玉川うどん本店」である。開店直後におじゃましたがすでに賑わっていた。ここでは近年豊橋でプッシュされている「豊橋カレーうどん」がいただけるのだ。

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 見た目はふつうのカレーうどんであるが、知らない方のために紹介すると、こういうことなのである。

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 この大胆なコンセプト、これは一度は食べておきたいと思っていたので、あえて朝食を軽めにして出向いたのである。
 そもそもただでさえカレーうどんというのは気を遣いながら食べるものだが、この豊橋カレーうどんはさらに「お箸で底をかきまぜないように」という、いつも以上にシビアな動作が求められるのであった。

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 そのせいか、麺をお箸でひっぱろうとしても、器の底から何らかの「フォース」みたいなパワーが働いているような手応えを感じ(笑)、ゆっくり、慎重な箸さばきを意識しながら食べていくことに。

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 最終的には付属のスプーンに持ち替えて、お米部分をリゾット風にしてカレーのルーを綺麗に最後までいただくこととなる。なにより、とろろの食感がカレーのダシをまろやかにしてくれるので、「もはやすべてのカレーうどんはこの方式で食べたくなる!!」と思えた。つまりこれは「変わったカレーうどん」なんかではなく「新しいカレーうどんのスタンダード」という可能性を提案しているのである。

 このお店だけでなく豊橋エリア一帯のあちこちでこの豊橋カレーうどんは食べられるみたいなので、ぜひこの新食感を味わっていただきたい。

 うどんを食べたあと、近くに聞き慣れた名前の書店があった。

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 これもSさんの会話にたまにでてくる名前、「精文館書店」だった。最近はZINEの特設コーナーもあったとかで、そういう話もしていたなぁと思いつつ店内にはいると・・・


でかい。


とってもデカイ。


そして建物が入り組んでいて、よくわからない構造。

なかに眼科・コンタクトレンズ店だったり、最上階はいまどきのカードゲームが楽しめるコーナーが作られていて、そのすぐ横にはパソコン書コーナーがあったり・・・
よくよくみたら、何かとサブカルチャー系の本棚が異様に充実していたり。

「こういう大型書店、ありそうでないよな・・・」と、いまどきの書店にしてはかなりがんばっている雰囲気だった。

 なにより感銘を受けたのは、ワンフロアがぜんぶ文房具類の売り場になっていて、その豊富な品揃えには「これは、東急ハンズやロフトよりもレベル高いのでは!?」と素直に思えたことである。気がつけばガッツリと歩き回って日常的な買い物をしてしまったほどだ。

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 それに、ここで初めてお目にかかったグッズがあって、輸入雑貨なのだが、

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 これはつまり、マグネットの力を利用してこの器具ではさみ、ホッチキスの上側をあてがって、いくらでも好きな場所で「中綴じ」ができる、その補助具である。これは今まで見たことがなかった・・・中綴じ冊子を作るぶんにはコクヨの名機「ホッチクル」があれば事足りることが多いのだが、場合によってはA3サイズの冊子なんかを作る機会だってこの先あるかもしれないし、そのときにこの器具があればとても便利であろうと思い買った。

 そんなわけで、かなり広範囲にさまざまな商品を揃えた文具店で、正直これは地元にはないクオリティだったのでうらやましかった。そしてよく考えてみたら、上司のSさんは日頃から文房具にこだわりのある人で、ひょっとしてそのルーツは子ども時代からこのような店が生活圏内にあったからかもしれない、ということに思い至ったりした。

 こうして、豊橋に到着して2時間もしないうちに、カレーうどんを食べ、いろいろ文房具を観て回り、買い物をし、書店の各フロアをあれこれ観て回り、もはや当初の目的が何だったか分からない様相をさっそく示しているが、続きはまた後日。

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↑ 精文館書店の階段エリアのフロア表示がレトロモダンな感じでかっこいい。
あるいは「AC/DC」のロゴみたいな。 でもよくみたら餃子の王将のガラスコップみたいにも見えたり。

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2016.07.21

アボカド好きにはマストなステンレス製専用カッターのはなし

最近やたらとアボカドを食べている。

このアボカドカッターがそれに拍車をかけている。

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by カエレバ

ほかにも同様のアボカド皮むき器はあるけれども、プラスチック製のものが多く、そういうのに比べるとこのステンレス製のカッターは、プロユースな雰囲気を漂わせている(アボカドのプロってなんだ)。

で、今回アボカドの皮をむくときに、このツールをブログで紹介しようと思い立ったので、写真つきで紹介する(わざわざ三脚を立ててインターバル撮影をした)。

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光り輝くアボカドのプロ用ツール。

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ノコギリ状になっているところで、アボカドをタテに切る。包丁だと種のところにガツガツ刃をあてることになるが、こういうグッズだと刃が痛むこともない。

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カッターの先端の「凹」の形状になっているところは、マニュアルによると、こうして種につきさして、グリグリと動かして種を取ることができるわけだが、これは初心者にはあまりお勧めしない。よくすべるから。

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このカッターはすこしスプーンのように湾曲しているので、皮から実を分離させるときにこのカタチがいい具合に入ってくれる。

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皮に少し残った部分も、こうしてすくえる。この状態で、いつもひとくち味見をする。

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ノコギリのところでそのまま実を切ることもでき、この道具でアボカドに関するすべてを網羅できている。すばらしい。

・・・そんなわけで、日々わたしはこのカッターでアボカドを食べまくっている。

とはいえ、あまり凝った調理はいつもしないので、もっぱら醤油につけて食べたり、卵かけ納豆ご飯に混ぜてみたりするのがマイブームである。

Trudeau アボカドカッター 0010-043
by カエレバ


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2016.07.04

シャーピーのペンのハンコ! 新潟の「本間印舗」というはんこ屋さんが熱い

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すごいものをいただいてしまった。

友人がたまたま新潟を旅していたときに出会ったという「本間印舗」というハンコ屋さん。
そこで、この「シャーピー」のペンを描いたハンコを見つけたそうで。

いわずもがな、シャーピーのペンが表紙に描かれたAlex WrekkさんのZINE、『Stolen Sharpie Revolution』がわたしのZINE/DIYへの探求の導きになったわけで、あのペンをこの3cmほどの小さいハンコで表現したという、その心意気に衝撃を受けた。

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これです。

そしてネットで調べると、「本間印舗」はかなーり素敵なはんこづくりをされているようで・・・NAVERまとめの記事(こちら)、およびオフィシャルブログ(こちら)をどうぞ。


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より以前の記事一覧